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オートレース選手インタビュー
いつまでも闘争心を燃やし続ける|青木 治親選手
2025年2月13日

2月1日に伊勢崎アフター5ナイターで優勝した川口オート所属の29期・青木治親選手にお話をお聞きしました。

(取材日2/3)

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—伊勢崎の優勝戦おめでとうございます。

ありがとうございます。エンジンは準決の方が良くて、優勝戦はちょっとエンジンが重かったんですが、まずはスタートで浅倉君(浅倉樹良選手 伊勢崎37期)を抑えていこうと思って、あとは岩沼さん(岩沼靖郎選手 伊勢崎25期)を抜いて、そのあとは後ろから来る人をどう凌ぐのかを考えていたくらいです。後ろの方も岩沼さんの好ブロックに救われて...(笑)。

—作戦としてはやっぱり、早めに浅倉選手を交わしておきたいってのはあったんですか?

そうですね。浅倉君をすぐ捕えられたので、それが良かったですね。

—エンジンは準決の方が良かったということは、優勝戦に向けては何か調整されて変わっちゃったんですか?

いやあ、ほぼ一緒だったんですけど、優勝戦の方が気温が少し下がったんですよね。それで、ちょっと感じが変わったので、準決はタイヤに自信を持っていったんですが、後半滑っていました。優勝戦は朝、当てたタイヤで行きました。レースでもそれがまあまあ良かったですね。

—今年に入ってから優出2度目で前回優勝と、流れはよい印象ですか?

昼間の開催はあんまり良くないですが、ナイターになるとタイヤがグリップするのか、その方がいいみたいですね。

—ここまでオートレーサーとしてやってきて一番覚えているレースはありますか?

なんだろう、覚えているレース...。デビュー戦だったり、ここ(川口)のG1キューポラを取った時だったり、あとはプレミアムカップを取った時ですかね。

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—ここまでで嬉しかったことは何ですか?

嬉しいのは、ビッグ戦での結果もそうですし、こうやって20年やってきて優勝できたことも嬉しいです。優勝するとオートレーサーとしてレースをできたって実感がでてきますね。優勝をすると、やっぱり本当に「優勝っていいな」って改めて思いました。

前回の優勝は4年ちょっと前だったので、本当にうれしくて。

—ここまでやってきて苦しかったことって何かありますか?

やっぱり成績が出ない時は苦しいですよね。思い通りにいかないし。最近の夏は良くなったんですが、一時期は夏になると全くダメでしたから。乗り方を変えたりして、すごい良くはなってるわけじゃないけど、悪い時の底が少し上がってきました。

—青木さんは昔から体形が変わってないですけど、気をつけていることはありますか?

特にはないです。だから恵まれてる体形だと思っています。特に節制しているわけでもないんです。太りにくいんですかね。食べたいものは食べるし、ストレスもなく、人生を楽しめばいいかなって。今は健康に気をつけるくらいです。人間ドックに行くとか(笑)。気づけば自分たちがデビューした時の師匠くらいの年齢になっていて、そっか、俺50と思って。息子も今、ハタチと17がいて、自分としては若い気でいるんですけど、息子からしたら、『ああ、おっさんだな』って思うと思うんです(笑)。だから、人間として恥ずかしくない大人になりたいと思っていますし、そう心がけています。

—今、当面の目標とか課題に挙げていることはありますか?

SGに戻りたいですね(笑)。SGに参加できるようなランク、成績に戻したい。今は出れるか出れないか境目のところを行ったり来たりしていますが、SGに常に出れる位置に行きたいです。そういうところで揉まれていかないと成長していかないと思ってます。

—同期の存在って青木さんにとってどんな感じですか?

同期は人数が多いんですが、皆頑張っています。SG常連の同期もいますが、正直言うと負けたくない気持ちはいまだにあります、すごい同期を見て、乗り方をまねしたり、なんでああいうふうに乗れるんだろうと研究します。そうですね、自然と意識してしまう、身近なライバルなんじゃないのかなって思いますね。

—最後にオッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。

いつもオッズパークで楽しんでいらっしゃるみなさん、オートレースは楽しいですよ(笑)。他の公営競技と違ってワクワクハラハラする時間が他の競技より長いと思うので、一緒に興奮して、楽しんだりしてください。

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