オートレース選手インタビュー
猛禽類のごとく、いずれは飯塚を統べる男へ|福岡 鷹選手
2025年5月14日

飯塚オート所属の37期・福岡鷹選手にお話をお聞きしました。

(取材日4月8日)

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—オートレーサーを目指したきっかけは何ですか。

高宗さん(飯塚32期・高宗良次選手)と元々知り合いだったのですが、オートレースのことを知り、レースを見てみたら格好いいと思って、次第に自分もやってみたいと思うようになりました。

バイク自体はそれまで興味はなくて、車の方が好きだったので本当は車のレーサーになりたかったんです。でも、なれないからとりあえず車の整備士になろうかなと思っていた時に、高宗さんが『(オートレーサーに)ピッタリだからなれば?』って言ってくれて、整備も好きだし、それで受けました。モータースポーツの世界で食っていけたらいいなあと思っていたので。

—実際にオートレーサーになってみてどうですか?

楽しいです。

—養成所生活はどうでしたか?

楽しかったですね。高校の時にカヌーをやっていたので体力はありましたし体力訓練は苦しくなかったです。バイクに乗ることは初めてだったのですが、バイクって面白いな、風を切る感じが気持ちいいなって思いました。地面が近くに見えるので車よりも体感速度が速く感じましたし、車とはまた違って面白いなと思いました。

—デビュー戦のことは覚えていますか?

覚えています。レースが初めてだったのでめっちゃ緊張しました。でも、1回レースをしたらだいぶ緊張は取れました。

慣れてきたのか、その節はタイムがどんどん上がっていったので、少しリラックスして乗れるようになりました。

—ここまでで印象に残っているレースはありますか?

ないですね。まだ自分が納得するレースはできていないと思っています。走る位置とか乗り方とか、まだ改善できるところがいっぱいあるので。

—今、何か取り組んでいることはありますか?

1級車になってからのことを考えながら今走っています。できるだけ大きく振って立ち上がりで戻ってくるような、1級車の大三角みたいな感じを意識して走っています。

強豪たちとのレースになった時に、それができると強いと思うので自分はそのコース取りを意識してやっています。それを冷静にできるようにするのが今の課題です。

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—当面の目標はありますか?

6周回ちゃんとムダなところなく走ることです。

—師匠(飯塚29期・阿部仁志選手)さんの存在はどうですか?

めちゃくちゃい良い匠です。整備グループも恵まれたと思います。厳しいですけど、やりたいことはやらせてくれるし、周りに悪く映らないように指導してくれます。

僕には厳しいですけど、それが結局自分のためになるから強めに言ってくれていると思っています。

—同期の存在はどうですか?

同期はみんな速いので、いい刺激になります。自分が結果が出なくてがっくりきている時に、同期が他場で1着を取っているのを見ると自分も頑張らないと、と思ったりします。

—仕事を離れてオフの日はどんな過ごし方をしていますか?

オフの日はごろごろするか、ドライブするかです。体調管理は特にしていないです。食べたいものを食べるし、特に運動もしていないです。

食べるものは意識はしているんですが、食べちゃいます。

—宿舎生活はどうですか?

夜がちょっと遅くなったりしちゃうんですけど、施設面では特に何も気にならないです。川口の宿舎はいいですね。

お風呂がいいなと思っていて、建物の一番上にあるんですけど外の景色を見ながら入れるんですよ。スカイツリーとかも見えるし、疲れが取れます。

—最後にオッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。

見ていて気持ちがいいレースをお見せできるように頑張ります。

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