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スピード王決定戦(GI)<山陽>優勝戦の直前予想

2014年12月11日

 (雨予想)岡部聡が9度目のスピード王制覇を目指す!

 不安定走路で行われたスピード王決定戦の準決勝は、各レースで実力者が敗れる波乱が多かった。まず、9Rでは2着入線の荒尾聡が反則失格で、藤岡一樹が繰り上がりで優出を決めた。10Rでは雨巧者の竹谷隆が、混み合ったインコースが使えず、外を回るもペースは上がらなかった。森且行や浜野淳も追い込みが利かなかった。11Rでは速攻決めた大木光に北渡瀬充がマークし、佐々木啓や金子大輔を振り切った。そして、最終12Rでは林弘明が逃げ切り。岡部聡は中団を突破できたが、永井大介は車が進まなかった。

 山陽の雨走路は独特だ。走れるコースが限られている。レース序盤でインコースを奪取した選手が、そのまま押し切るケースが多い。逆に、追い込もうとして大きめのコースを取ると、滑って全く車が進まなくなる。準決の波乱の多くは、それが原因だった。

 先述したとおり、山陽の雨走路は序盤でインコースを奪えた選手が圧倒的有利。0ハンのスタート争いは、最内の北渡瀬が飛び出し小林啓二が続くかたち。林はやや遅れをとって3番手に位置付けそう。当然、この3車がペースを上げて逃げると思われる。10線のスタート争いは枠ナリ。もしくは岩崎亮一がややカマシ気味に出るかどうか。外枠勢の選手は相当な苦戦が強いられそう。

 しかし、当ブログの本命には岡部を推す。準決4個レースの中で、力強く追い込んでこれたのは岡部のみ。他の選手たちは序盤で好位置を奪っての展開勝ち。優勝戦で2周回延びることを考えると、それが有利に働くのは岡部だけだろう。

 相手は0ハン3車。中でも、北渡瀬はトップスタートが切れそうだし展開は圧倒的有利。岡部が中盤で攻めあぐねるようなら、2010年の平成チャンピオンカップ以来のGI2勝目がありそう。独走で最も持ち味を出せる選手だ。次に有力なのは小林。0ハンから2番手スタートでも、早い段階で北渡瀬を交わす可能性がある。先頭に立てれば自在のコース取りで後続を翻弄しそうだ。目一杯の粘りに注意したい。林も怖い存在。今節はスタートが切れているし、準決では岡部を振り切っている。10線では、岡部の他には五所淳が、最内の利を活かして先行しそうだし、0ハンに一気を仕掛けて行くかもしれない。

 ◎岡部聡
 ○北渡瀬充
 △小林啓二
 △林弘明
 ▲五所淳

 (晴れ予想)展開を味方に北渡瀬が当地2度目のGI制覇へ!

 雨走路でこそ無類の強さを発揮する岡部だが、良走路となると展開は厳しくなる。スタートでカマシて行く可能性は低いし、内枠勢も簡単には抜かせてくれない。むしろ3着にまでこれるか不安だ。

 そこで展開が絶好になりそうな北渡瀬を本命に推す。スタート争いで小林に勝てればいきなりの独走。一人で走るとペースが上がるタイプなので、後続を振り切れそうだ。良走路は3日目に好タイムが出ている。スタートを決め、そのまま押し切るとみた。

 そこへ小林と林がマーク追走だが、ピタリと付いて行けないと10線勢の標的にされてしまう。10線からは五所が先行だが、岩崎もカマシ気味に出て行きそう。五所では北渡瀬を追うアシはなさそうで、もし捕まえられるなら岩崎や藤岡となってくる。そこで、北渡瀬の相手には岩崎と藤岡を挙げる。他で怖いのは、当地との相性が良い大木あたりか。

 ◎北渡瀬充
 ○岩崎亮一
 △藤岡一樹
 △岡部聡
 ▲大木光



スピード王決定戦(GI)<山陽>優勝戦の出走表
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