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7月24日〜27日 浜松オートの展望

2015年07月23日

 地元S級陣が総力を挙げて外来勢を迎え撃つ!

 

 今回出場するS級の半数以上は前走が川口のGIキューポラ杯。その時の動きが大いに参考になる。そこで、S級はキューポラ組とそれ以外とで分けて考察していきたい。

 まずはキューポラ組から。優勝戦まで進んだのは木村武之と池田政和で6着と7着という結果。優勝戦の結果だけを見ればイマイチだが、優勝戦まで進めること自体が凄いこと。木村はスタートの切れもエンジン状態もかなりの位置にある。今回も中心メンバーになることは間違いない。池田に関してはキューポラでは良かった、と言うほうが的確か。最近はエンジンが安定してない。相性いい川口では折り合ったが、浜松走路になってどうか。

 優勝戦までは進めていないが、平田雅崇はエンジンがかなり良さそう。最終日は被害があって2着だったが、このところ車の仕上がりは良いし、スタートも切れている。金子大輔と伊藤信夫はもう少し。悪いわけではないが、エンジン完調までには至ってない。更なる整備が必要だ。藤岡一樹に関してはどん底。全く戦える状態になっていない。

 キューポラ組以外では佐藤貴也が堅調。前走の伊勢崎GIIでは優出できなかったが、1着を2本取っている。また全て4着以内でまとめていた。地元に帰り更なる上昇もありそう。青島正樹はその伊勢崎で途中早退。状態は不透明なので、初日の試走には注目したい。笠木美孝は前走船橋だったが結果はイマイチ。不安要素のドドドが直っていない様子。戦える状態にまで車を立て直したいところ。外来勢で注目は青山周平。前走の伊勢崎GIIでは優勝戦まで進んだ。優勝戦ではそこまで結果を出せなかったが、エンジン自体はマズマズの位置にある。浜松は青山にとって得意な走路。だいたい好結果を残すことが多い。岩見貴史も状態はマズマズ。武器のスタートを活かしての速攻に期待。

 A級は高橋義弘と鈴木圭一郎に注目。高橋は地元のGIキューポラ杯で準優勝。優勝戦は浜野の圧倒的な走りの前に屈したが、エンジンは初日からずっと良かった。スタートの切れも良いので、今回も期待できる。鈴木は地元の5日間開催でオール3着以内。優勝戦も3着に入り、エンジン状態は高い位置で安定している。


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主な出場予定選手
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金子 大輔〔浜松 S-4(29期)〕
木村 武之〔浜松 S-6(26期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-9(29期)〕
伊藤 信夫〔浜松 S-31(24期)〕
青山 周平〔船橋 S-5(31期)〕
岩見 貴史〔飯塚 S-21(29期)〕
平田 雅崇〔川口 S-33(29期)〕
藤岡 一樹〔山陽 S-43(29期)〕


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