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12月14日〜18日山陽オートの展望

2016年12月13日

 好調な選手が多く、見ごたえあるシリーズに!


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 毎年、この時期に開催される山陽のGIスピード王決定戦。冬場の高速バトルが期待できるうえに、今回は好調な選手が多数参戦。最も流れが良いのは高橋貢だが、S級やA級上位なら誰が優勝してもおかしくない現状だ。

 まずは高橋貢の近況から。前走は浜松のGIIウィナーズカップで完全優勝を決めていた。その前の地元開催でも、初日は雪で中止になったが、それ以外はオール1着での優勝。現在8連勝中だ。それ以前もSG準優勝があるなど充実そのもの。今回も大活躍が期待される。

 高橋が優勝した浜松GIIで、他に優勝戦に乗っていたのは中村雅人、木村武之、松尾啓史、金子大輔など。中村は準優勝だったが、優勝戦では試走26秒をたたき出すなどエンジン面は絶好調。優勝戦3着の木村もシリーズ中に3勝を挙げるなど、エンジンは上昇カープ。4着の松尾も優勝戦では試走27秒を出していた。金子も試走は十分出ていたので悪い状態ではない。

 11月29日の川口優勝戦で久々に優勝を決めたのは人見剛志。優勝戦は強豪と並んだ最内からしっかりスタートを決め、前の3車を交わしてゴール。スタートさえ枠ナリに切れれば、結果を出せるだけのエンジン状態にある。この優勝戦で2着だったのは吉田祐也。A級選手ながら車速に関してはS級と変わらないモノがある。展開を味方に付けてハイペースのレースを演出するか。この優勝戦で7着だった佐藤裕二も状態は上向き。

 12月8日の伊勢崎優勝戦に乗っていたのは内山高秀、吉原恭佑、早川清太郎、浅香潤。内山は良い時の力強い走りが戻ってきた。ハンデ位置的にいつも厳しいところにおかれているが、ファンの期待に応える力走を見せている。吉原と早川はエンジン良化ももちろんだが、乗り手の方で強気に攻めていけている。浅香は現在、ハンデが魅力。最重ハンの10m前に置かれている今は絶好の狙い時。もちろん最重ハンに並んでしまうと、展開が厳しくなる。

 12月12日の飯塚優勝戦に乗っていたのは岡松忠、佐藤貴也、荒尾聡、田中茂、牧瀬嘉葵。0ハン1号車から見事逃げ切ったのは岡松だ。好メンバーを振り切ったのだからエンジンは良い。今回も見せ場を作りそうだが、ひとつの懸念材料はハンデ。前回の優勝で最重ハンに引っ張られると、レース展開は楽ではない。準優勝だったのが佐藤。イン粘る岡松を攻略できなかったが、浦田信輔の攻めを封じていたので状態は悪くない。荒尾は前走のシリーズでエンジンが大幅に良化。今後が楽しみになった。混戦なら田中茂がやってくるし、バラける展開なら牧瀬のスピードも生きてくる。

 他に主力どころの動向はと言うと、 山陽でランクトップの丹村飛竜は、前走の飯塚GIでも苦しんでいて今は試練のとき。その師匠・岡部聡は好調とまでは言えないながら、マズマズのエンジン状態を保っている。岩崎亮一は、前走の飯塚ではソコソコの動き。佐々木啓は、その飯塚最終日に落車してしまったので、初日の試走に注目したい。浜野淳、前田淳、角南一如らは現状エンジン一息。地元で整備に入り上昇を狙いたい。

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主な出場予定選手
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丹村 飛竜〔山陽 S-18(29期)〕
岡部 聡〔山陽 S-20(19期)〕
中村 雅人〔川口 S-2(28期)〕
金子 大輔〔浜松 S-4(29期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-5(22期)〕
荒尾 聡〔飯塚 S-9(27期)〕
木村 武之〔浜松 S-10(26期)〕
人見 剛志〔山陽 S-40(28期)〕


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