5月17日〜21日 浜松オートの展望
2017年05月16日
絶好調・鈴木圭一郎と、金子大輔の復帰で盛り上がる地元勢!
川口のSGオールスターの優勝戦で、自ら8枠を選び、圧巻の走りでSG4連覇を決めた鈴木圭一郎。今回のゴールデンレースは前年覇者でもあり、同一GIの連覇がかかっている。更に地元では、昨年末のSS王座決定戦で負傷した金子大輔が今節から復帰。以前の冷静な追い込みが見られるのか。
SGオールスターで驚異的な走りを見せた鈴木圭だが、今年はこれが2度目の優勝。記念レースに関しては今年初めての優勝だった。本人の実力から考えれば物足りないが、SG優勝をキッカケに再び快進撃が始まりそう。エンジン状態は問題なく、SG前の地元開催でも優勝している。ディフェンディングチャンピオンとして、最高の状態で臨めそう。
5月4日から7日までの浜松開催で、練習参加という形で復帰の準備を整えたのは金子大輔。SSの落車では、復帰がもっと長引くと思われていたが、順調な回復を見せ戦線に戻ってきた。どこまで本来の力を出せるかは疑問だが、レースに参戦する以上はそれなりの走りができるハズ。
地元は他に木村武之、佐藤貴也、伊藤信夫が有力どころ。木村は前走の飯塚ミッドナイトではイマイチな結果に終わったが、昼間の地元開催なら期待できる。佐藤もミッドナイトでは一息だったが、その前のSGオールスターで優出と、流れとしては悪くない。伊藤も近況は1着が増えており戦える状態にある。
外来では中村雅人、永井大介、高橋貢、浦田信輔らが目玉。中村はこれが復帰4戦目。以前のパンチある走りは戻ってないが、レースを重ねるごとに上向きつつある。今回のゴールデンレースは、2012年から2015年まで4連覇を達成した相性のいい大会。これが完全復活の起爆剤になるといい。4連覇と言えば、浦田信輔もこの大会は2007年から2010年まで連続で制している。浜松との相性は良く、近況のエンジン状態もある程度の位置で推移。永井と高橋貢はSGオールスターで優出しており、状態はマズマズ。永井はその後の地元開催でもシッカリと優出している。
飯塚ミッドナイトで優勝した鐘ヶ江将平も、良いリズムで今回に参戦できる。ミッドナイトから昼間のレースになり、セッティング変更はありそうだが、まだまだ若手の部類で上昇気流に乗る可能性は大。他にも、ミッドナイトで優出した遠藤誠、西原智昭、谷津圭治なども注目したい存在。
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主な出場予定選手
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鈴木 圭一郎〔浜松 S-1(32期)〕
木村 武之〔浜松 S-6(26期)〕
金子 大輔〔浜松 S-7(29期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-3(22期)〕
中村 雅人〔川口 S-4(28期)〕
永井 大介〔川口 S-5(25期)〕
浦田 信輔〔飯塚 S-8(23期)〕
岩崎 亮一〔山陽 S-19(25期)〕