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3月2日〜5日 飯塚オートの展望

2019年03月01日

 山陽勢に好調な選手が多い!

 iizuka_G1_01.jpgのサムネール画像

 前回の飯塚オートは、内山雄介が自身3度目の優勝を決めて幕を閉じた。それから約一ヶ月を空けて久々の開催となる。S級陣はやや手薄で、A級やB級選手にも優勝のチャンスがありそう。

 今回の地元ランクトップは篠原睦。前走は伊勢崎のGIIレジェンドカップだった。この時は準決が不成立になるアクシデントがあったが、そのレースで7号車だった篠原は優出の権利を得た。優勝戦は序盤で好位置に付けたが、先頭を走っていた佐藤裕二を攻略できず後退。それでも、武器であるスタート力は示していたし、エンジンも今回のような一般開催なら十分な動きがある。

 その同期の田中茂も前走は伊勢崎のGII。2日目に白星はあるが、シリーズを通してみると不本意な結果に終わってしまった。地元での競争は今回で今年2度目だが、前回はGII開催で優出していたので、地元でのレースなら心配はないか。桝崎陽介は前走が山陽3日間開催。肝心の準決で7着になったが、エンジン自体はある程度の位置で推移している。

 外来で注目は全国ランク2位の佐藤貴也。前走の地元4日間開催では優勝戦まで進めなかったが、今年に入ってからは1着を量産しており、エンジン面は高いレベルで保てている。浜松からは伊藤信夫もS級として参戦。前走の伊勢崎のGIIレジェンドカップでは2日目から連勝で準決に進んだが、そこではまさかの不成立。6号車だった伊藤信は優勝戦への進出はならなかった。エンジン自体はソコソコ動いているので、今回はその時の悔しさをぶつけたい。

 山陽からは佐々木啓がS級として参戦。今年に入ってからは優出が1回あるが、そこまで納得いく成績を残せていない。エンジンの調子の波が穏やかな方なので、今はやや低迷期といったところか。何らかの形で上昇のキッカケを掴みたい。

 A級は山陽勢に調子のいい選手が多い。主に山陽のミッドナイトレースに出ていた選手だが、そこでは藤岡一樹が約7年ぶりの優勝を決めた。その前のミッドナイトでも準優勝と、リズムは急上昇。好調の波に乗ると、しばらく持続するタイプなので今節も要注目だ。藤岡が優勝したレースで準優勝だったのが吉松憲治。この節は初日から好調で、全てのレースで車券に絡める活躍を見せていた。前田淳も復調の兆しが出ている。前走のミッドナイトでは初日から2着を3本重ねて優出。優勝戦でも前田らしいイン走法を見せていた。

 B級は山陽の33期勢が成長中。前走の地元一般開催で優出したのが山本将之と青木隆浩。優勝戦3着だった山本は今回不在だが、青木は参加。青木は善戦したが5着止まり。それでも着実に力を付けているので、初優勝を達成する日も近いか。


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主な出場予定選手
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篠原 睦〔飯塚 S-7(26期)〕
田中 茂〔飯塚 S-22(26期)〕
桝崎 陽介〔飯塚 S-35(28期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-2(29期)〕
伊藤 信夫〔浜松 S-29(24期)〕
佐々木 啓〔山陽 S-21(23期)〕
藤岡 一樹〔山陽 A-29(29期)〕
前田 淳〔山陽 A-5(27期)〕


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