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8月11日〜15日 伊勢崎オートの展望

2020年08月10日

 SGオートレースグランプリが開幕!


 

 伊勢崎オートレース場で8月11日から15日の日程で、第24回SGオートレースグランプリが開催される。近況のSG戦線は鈴木圭一郎と青山周平のどちらかが優勝する事が多い。そこに割って入れるのは現状、荒尾聡といった様相。今回のSGはどのようなシリーズになるのか。

 青山周平は絶好調。現在8連勝中で、更に4連続優勝中。エンジンは最高潮で、乗り手の仕掛けも冴えに冴えている。このSGグランプリは昨年とその前の年の王者で、今回は3連覇がかかっている。エンジン、乗り手、地元走路と3つの要因が整っており、よほどの事がない限りは優出、そして優勝にまで手が届く状態。当然の優勝候補に挙げられる。

 対抗一番手は鈴木圭一郎。近況はスーパーハンデでのレースを強いられ、優勝を逃す事もあるが、今回はさすがに通常のハンデ位置に戻るだろう。そうなれば展開はグッと楽になる。最近は青山の方が勢いあるが、直接対決となれば気合マックスで臨むはず。このSGグランプリを制して、SGグランドスラム達成を目論む。

 荒尾聡は今年行われたSGオールスターで優勝。このオールスターは2連覇中で、近年のオート界で2強に割って入れている。武器のスタート力は健在だし、先行して逃げ粘るだけではなく、レース道中で追い込むシーンも多く見られている。今回も優勝戦までは進出してくるだろう。

 実績から言えば高橋貢や永井大介が抜けている。高橋貢はこれまでSG21Vを誇る。ここ2節は一般開催でも優出を逃しているが、大舞台になればなるほど威力が増してくる選手。地元走路で強烈な走りを披露してくる。永井の方はSG15V。前走の地元3日間開催では完全優勝を決めており、今回に向けて弾みを付けた。

 浜松勢は鈴木圭一郎だけではなく佐藤貴也、金子大輔、木村武之、伊藤信夫などタレントが豊富。佐藤貴と金子は近況、優勝から遠ざかっているが、エンジン自体はまずまずで悪くない。当地との相性もバッチリ。木村武は前走の地元で準優勝。エンジンは良い状態。3度あるSG制覇の内、2度は今回の伊勢崎走路。得意なバンクだ。伊藤信は前走の地元4日間開催で完全優勝。持ち味のスピードが出ている。

 今回のSGグランプリは、SGを初めて手にする選手が多い大会でも定評があった。未だSGノンタイトルながら、もう少しで手が届きそうなのが早川清太郎、佐々木啓、佐藤摩弥あたり。早川は遠征先では迫力を欠くレースが多いが、地元走路となると切れ味が何倍にも増す。今期は全国ランク3位にも付けており、SG初優勝の態勢は整っている。佐々木はここ何ヶ月もエンジンが高位で推移。整備や調整で迷う事はなく乗り手に集中できる。後はどこまで積極性が出てくるか。佐藤摩は車の仕上がりにムラあるが、完全に仕上がれば他の選手が脅威に思っているスタート力をバックに、女子レーサー初のSG制覇が見えてくる。

 もちろん中村雅人や浦田信輔、有吉辰也、篠原睦、松尾啓史といったあたりもエンジンの仕上がりによっては優勝戦まで顔を出してくる可能性はある。


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主な出場予定選手
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青山 周平〔伊勢崎 S-1(31期)〕
鈴木 圭一郎〔浜松 S-2(32期)〕
荒尾 聡〔飯塚 S-4(27期)〕
永井 大介〔川口 S-6(25期)〕
佐々木 啓〔山陽 S-9(23期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-3(29期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-5(22期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-11(29期)〕
金子 大輔〔浜松 S-15(29期)〕
浦田 信輔〔飯塚 S-10(23期)〕
中村 雅人〔川口 S-7(28期)〕


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