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12月1日〜4日 川口オートの展望

2020年11月30日

 若武者・中山光の勢いが止まらない!

 

 前回の川口オートは中山光の動向に注目が集まった。それまで2連続優勝を遂げていた中山光は、前走から最重ハンにハンデが重化。この位置でどこまで戦えるかが大きなポイントだったが、完全に杞憂に終わった。

 中山光は前走の初日こそ2着だったが、その後の3走は全て1着。優勝戦では同ハン外枠の岩崎亮一が前を走るシーンも一時あったが、そこからスピードを乗せて逆転。そのままの勢いで先頭まで行ってしまった。最重ハンから追い上げて行けるのだから、車を交わす技術も悪くはないのだが、それ以上にスピードが際立っている。冬場でタイムが出やすい状況なのも加味して、走りの特徴がレース結果につながっている。今回からは最重ハンの中でも、より位置が外に置かれる可能性も出てくるが、ここでどれだけの走りができるか。今の中山光なら全てを克服してしまいそうなパワーがある。今回も大注目の1車だ。

 そうそう簡単にやられたくないのはランク上位陣。今回、最もランクが上なのは永井大介。前走は準決で被害があり優出はできなかったが、それ以外の3走は永井らしい走りができていた。今年はこれまで優勝が2回と、永井の実力を考えれば物足りない数字だが、年末のSSに向けてそろそろ結果も出しておきたい。

 大木光、山田達也、鈴木清の3者は前走が地元の補充参戦。3者とも3走していた。大木と山田達は1着2本を含むオール連対。1走目は重走路でともに1着。その後の良走路でもしっかりと追い込めていた。鈴木清は1走目の重走路は3着だったが、その後の良走路2走は1着。3者ともエンジンは十分な機力を有し、重走路にも対応できている印象。補充参戦の前回とは違い、今回は勝ち上がり権利があるので、優勝戦まで顔を出してくる可能性は高い。

 他に地元S級は佐藤裕二と平田雅崇。どちらも前走の準決は3着だったが、シリーズを通して見ればある程度戦えていた印象。今回に向けても不安は少ない。

 外来S級は浜松から佐藤貴也と木村武之。山陽から岩崎亮一と長田恭徳。佐藤貴と木村武は前走が地元のGI。どちらも優勝戦まで進めなかったので、納得いくシリーズにはならなかったが、シリーズ中に1勝はできており、エンジンが全くダメなわけではない。ちょっとした調整のズレにより結果が出なかった。しっかり合わせられれば問題はない。走路温度が下がってるこの時期なら、試走で言えば30を切るタイムは出しておきたい。岩崎と長田の前走は今回と同じ川口オート。岩崎はここで優出。今年はまだ優勝がなく、優出も2回。前走の優出で良い流れに乗りたい。長田は前走で凡走が続いたので、立て直しを図りたい。

 A級では増田伸一が前走の地元で優出し3着。予選準決の3走は全て1着だったように、エンジンはすこぶる良い。ハンデ位置的にも魅力十分だ。B級では永瀬敏一が前走で優出。捌き自体はA級に匹敵するモノを持っているので、レース序盤の展開さえこなせば上位着が望める。

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主な出場予定選手
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永井 大介〔川口 S-13(25期)〕
大木 光〔川口 S-17(28期)〕
山田 達也〔川口 S-19(28期)〕
鈴木 清〔川口 S-33(23期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-15(29期)〕
木村 武之〔浜松 S-24(26期)〕
岩崎 亮一〔山陽 S-29(25期)〕
長田 恭徳〔山陽 S-37(32期)〕


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