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4月8日〜10日 飯塚オートの展望

2021年04月07日

 スピード派の選手が活躍しそう!


 

 飯塚オートは前回のナイターからリレー開催で、今度はミッドナイトレース。出場するのは前回走っていた選手がメインで、その時の動きが大いに反映されそう

 前回のナイターで優出していたのは藤岡一樹、丹村飛竜、滝下隼平、田中進、田中輝義など。藤岡は初日からスピードある走りが見られていた。飯塚走路、更にはナイターの時間帯にエンジンがピッタリと合っている。今回はその時より少し遅い時間帯になるが、気候の変化が少ない今は、エンジンの変動も少ないだろう。今回も鋭いスタートからレース序盤で車速に乗せてくる走りを展開しそう。

 丹村もエンジンは高い位置にある。スタートもある程度決まっているので、レース展開を作りやすい。急な雨にも対応できるので、安心して車券を買える選手だ。滝下は持ち前のスピードを遺憾なく発揮している。近況はスタートも枠ナリに出る事が増えたので、レース運びが楽になっている。一度先頭を走れば後続を寄せ付けない車速がある。田中進も同様のタイプ。スタートを含めてレース序盤さえこなせば、すいすいと気持ち良く逃げるシーンが多発する。田中輝は、ハンデが最重ハンの10M前の位置を生かしている。エンジン状態は安定する方ではないので、当日の試走タイムには要注目したい。

 ランク的には篠原睦や有吉辰也が上。篠原は前走の準決3着で優出を逃したが、近況のエンジンは中堅上位を保てている。スタートの切れも悪くないので、今回こそは優出を決めておきたい。有吉は前走の準決で、滝下と田中進を追う展開になった。快速派の2人を追ううちにタイヤを滑らせて3着になったが、有吉自身も好タイムが出ていたのでエンジン面は良さそう。

 重富大輔と久門徹は初日の状態が続かず、準決では凡走となってしまった。目下のところはエンジンを高位で安定させる事が先決か。エンジンさえ並以上になれば、軽快な走りで中団を突破できるはず。

 A級では別府敬剛、穴見和正なども有力。別府はエンジンがまずまずの位置で安定している。スタートも枠ナリ以上には切れているので、レース展開も悪くならず走れている。穴見はスタートで外枠の選手に行かれかけるケースが増えたが、1周バックでインから伸び返して結果的に同ハン先行を維持する形もある。エンジン状態は並のちょい上はあるので、同ハンの選手を大いに苦しめる事ができる。



 ※4月7日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。

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主な出場予定選手
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篠原 睦〔飯塚 S-13(26期)〕
有吉 辰也〔飯塚 S-22(25期)〕
重富 大輔〔飯塚 S-31(27期)〕
久門 徹〔飯塚 S-35(26期)〕
藤岡 一樹〔山陽 S-30(29期)〕
丹村 飛竜〔山陽 S-37(29期)〕
滝下 隼平〔飯塚 A-16(28期)〕
田中 進〔飯塚 A-64(27期)〕


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