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7月7日〜11日 山陽オートの展望

2021年07月06日

 地元勢が総力をもって外来勢に挑む!


 

 山陽オートでGII小林啓二杯が始まる。山陽所属だった元レーサー・小林啓二さんの名が冠となる今大会。是が非でも地元勢は外来勢に優勝を持っていかれたくないはず。ただ、その外来勢は好調者が多数存在する。山陽勢は地元の意地を見せることができるのか。

 現在、山陽のエースは佐々木啓。安定感が代名詞の同選手は、ここ数節は結果が出ない事も多かった。前走の浜松では準決2着だったが、ここでは1着のみが優出の権利があったため、優勝戦には進めなかった。それでもシリーズを通してみれば、だいぶ状態は上向いている様子。十分、地元勢をけん引する存在になれる。ランク次位は松尾啓史。松尾も前走は浜松だったが、ここでは成績が安定しなかった。いい時もあったので、それが安定して続けば好成績でまとめられる。山陽の次期エース候補は丸山智史。前走は飯塚GIIミッドナイトで、準決こそ3着だったが、それ以外の4走は全て連対。捌きの面でかなりの成長が見られている。

 その飯塚GIIミッドナイトで優勝したのが前田淳。しばらく低迷が続き、今はA級にランクされているが、この優勝で復活の兆しを掴めたか。ここからの巻き返しに期待したい。その優勝戦に乗っていたのは角南一如。予選道中から着をまとめ、優勝戦では2着に入る準優勝だった。エンジンの上下動が緩やかなタイプで、今は好調時。今回も初日からスピードある走りが見られるかも。岡部聡は前走の浜松で優出。岡部も今はA級にランクされており、ハンデ位置は多少有利になる事が多い。元々は雨巧者なので、梅雨時の今は更なる活躍が見込まれる。

 外来勢で最も注目なのは鈴木圭一郎。前走は地元の補充参戦。明らかに格下相手で3走していたが、しっかりと3連勝を決めていた。その前も優出していたので、エンジン面も乗り手面も好リズム。その浜松開催で優勝したのは木村武之。4日間シリーズでオール連対。ここにきて調子を一気に上向かせてきた。渡辺篤もそのシリーズで優出していた。スタートの切れがだいぶ良くなり、スピード面での強化も図れている。

 他に外来勢で有力なのは中村雅人や高橋貢。中村はこのところずっと地元での競争だったが、現在は5節連続で優出を決めている。その中に2回の優勝、2回の準優勝が含まれているように、エンジンはかなり高い位置で推移している。そうなると中村の持ち味である、強烈な追い込みの威力が何倍にも増される。高橋貢は前走の地元GIIで優勝。優勝戦では全国ランク1位の青山周平を振り切っての勝利。否が応でも本人のモチベーションは上がるはず。重走路でも柔軟に対応できるので、突然の降雨となっても安心して車券を買える。

 有吉辰也は前走の飯塚GIIミッドナイトで優出していた。しかし、レース道中で落車しているので、その影響があるのかないのか。初日の試走には特に注意して見ておきたい。同じ優勝戦に乗っていたのは高宗良次と東小野正道。高宗は有吉と共に落車しているので、やはり初日の試走は大事になる。東小野は、かつての果敢な走りが多少戻ってきた。この流れを大事にしたい。


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主な出場予定選手
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佐々木 啓〔山陽 S-9(23期)〕
松尾 啓史〔山陽 S-17(26期)〕
丸山 智史〔山陽 S-21(31期)〕
鈴木 圭一郎〔浜松 S-2(32期)〕
木村 武之〔浜松 S-5(26期)〕
中村 雅人〔川口 S-6(28期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-10(22期)〕
有吉 辰也〔飯塚 S-22(25期)〕


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