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10月1日〜3日 伊勢崎オートの展望

2021年09月30日

 SG全日本選抜Vの青山周平が凱旋!


 

 この10月から全国ランクが一新。1位は変わらず青山周平で、4期連続で全国1位となった。その青山は前走のSG全日本選抜で優勝。今回も青山を中心にしたシリーズが展開されるのか。

 SG優勝戦の青山は明らかにエンジン的には劣勢だった。後続からプレッシャーをかける永井大介や荒尾聡の方が余裕はありそうだった。それでも勝ち切ってみせたのは青山の技量のなせる業。その時のエンジン状態に応じた走りを選択できる。また、その能力がある。今回は後方から追うレースがメインになるが、全国ランク1位として強烈な存在感を示してくれるだろう。

 伊勢崎で2位に返り咲いたのは高橋貢。全国ランクは4位となった。高橋は前走のSGではイマイチだった。大会3日目には早々と一般戦回り。その後は上位着になるレースもあったが、本来の走りには遠かった。今回は地元走路に戻っての競争なので、しっかりといつもの高橋貢の動きを取り戻すだろう。今期から伊勢崎で3位になったのは早川清太郎。前走のSGでは初日の選抜予選で勝利するなど気配は良かったが、肝心の準決は3着で優出はならなかった。ただ、シリーズを通してみてもエンジン的には上位の動きがあったので、その辺は心配ない。

 今期からS級復帰は三浦康平、西原智昭の28期コンビ。どちらも前走のSGでは、シリーズ中に1勝を挙げるなど、エンジンの気配は悪くなさそうだった。今回は大幅にメンバーが軽化されるので、いつもの軽快な走りに期待したい。他に地元S級は岩田行雄、谷津圭治、新井恵匠など。3者とも前走のSGでは1回以上白星を挙げているので、決して悪い部類ではないだろう。吉原恭佑はSGで白星がなかったが、エンジンは大崩れしている印象はなかった。

 外来勢は川口のみ。そのトップは若井友和。前走のSGでは準決3着で優勝戦までは進めなかったが、シリーズ中は2勝を含む、安定した成績を残していた。エンジンを常に戦える状態にまで保っておく能力は秀逸。道中の攻めも的確で、チャンスがありそうなら迷わずインに突っ込んでいけている。

 他に川口からは山田達也と上和田拓海がS級として参戦。山田達はSGで思うような着を取れなかった。オープン戦のような番組構成だと序盤の位置取りの甘さがレース結果に出やすい。ただ、通常のハンデ戦ならしっかりと追い込む事ができるので、SGでの成績はあまり気にしなくていいかも。上和田は今期から初のS級。同期を引っ張る存在として、レースで活躍を見せたい。



 ※9月28日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。

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主な出場予定選手
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青山 周平〔伊勢崎 S-1(31期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-4(22期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-6(29期)〕
三浦 康平〔伊勢崎 S-20(28期)〕
西原 智昭〔伊勢崎 S-25(28期)〕
若井 友和〔川口 S-9(25期)〕
山田 達也〔川口 S-17(28期)〕
上和田 拓海〔川口 S-31(34期)〕


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