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10月18日〜22日 飯塚オートの展望

2021年10月17日

 A級、B級にも優勝のチャンスが訪れる!


 

 飯塚オートは今月4度目の開催。今回はミッドナイトで、5日間のロングシリーズだ。S級選手は多く参戦せず、A級やB級の中から優勝者が出てもおかしくない。気になる選手を挙げていく。

 今回出場する中でランク上位は岩見貴史。ここ2節は優出を逃しているが、エンジン自体は悪くない印象。その前までは優出がそこそこあったし、SGやGIなどでの競争でも好走が目立っていた。今回はランク上位者として、強力な走りを披露してくれるだろう。特にスタートが速い選手なので、レース序盤でケリを付けるシーンが多く見られるかも。

 他にS級は重富大輔、田中茂、久門徹、越智尚寿。重富はここ3節、調子が上がらないでいるが、前走の最終日は白星を挙げている。ようやく本来の走りが戻ってきたか。田中茂はエンジンが日替わりといった近況だが、好走を見せる日もあるので、その状態を保てれば優勝争いにまで参加できる。久門はこのところエンジンを乗り換わる事が多い。それでも成績はある程度でまとまっている。最後のミッドナイトで乗っていたのは「エンマ」号。その時は優出して3着だった。今回もそのエンジンで乗るようなら好成績に期待できる。越智はエンジンが下降気味。どこかで立て直しのキッカケを掴みたい。

 A級には好調者がちらほら。まずは伊勢崎の鈴木聡太。前走の地元では準優勝の結果だった。それも4日間シリーズで全て車券に貢献できていた。エンジンが良い時の鈴木聡は、レース道中でしっかりと前の車を捌いていける。同地区の塚越浩之は前々走で優出。前走でも悪くはなさそうだった。

 川口勢では斎藤撤二が飯塚連続参戦。前走は準優勝の上、シリーズ中はオール連対だったので、その勢いで今回も走りたい。地元飯塚のA級では根本将人、藤川竜、片岡賢児が前走の昼間開催で優出。レースの時間帯は変わるが、乗り手のリズムは良いので好走に期待。スピードあるのは牧瀬嘉葵で、ツボに入った時は強烈な走りを見せる。

 B級では北渡瀬充が前走の地元で優出し3着。予選準決はオール連対と、エンジンの良さをうかがわせていた。今はB級にランクしているが、実力的にはA級に匹敵するモノを持っている。ハンデ的にB級としての恩恵を受けられる今は絶好の狙い時。


 ※10月15日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。

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主な出場予定選手
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岩見 貴史〔飯塚 S-30(29期)〕
重富 大輔〔飯塚 S-37(27期)〕
田中 茂〔飯塚 S-38(26期)〕
久門 徹〔飯塚 S-41(26期)〕
越智 尚寿〔飯塚 S-45(25期)〕
鈴木 聡太〔伊勢崎 A-43(29期)〕
斎藤 撤二〔川口 A-46(25期)〕
牧瀬 嘉葵〔飯塚 A-55(29期)〕


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