第43回SGオールスター・オートレース<飯塚>優勝戦の回顧
2024年04月29日
青山周平が8年ぶり2度目の栄冠に輝く
11レースあたりから時おり、小雨がごく短時間に降ったりしたが、11レースも12レースも良走路でおこなわれた。
スタートは最内1枠の青山周平がトップ旋回。4枠の鈴木圭一郎は前輪を浮かせてしまい中団からの発進、穴人気になっていた長田稚也は最後方8番手からの展開で厳しい情勢に。
青山周と同期の盟友・戦友である佐藤摩弥が終始2番手に付けて、捲りを狙うシーンが何度かあったが、S1青山周は鉄壁のガード。佐藤摩もまた有吉辰也の追撃をかろうじてしのいで、2年連続のオールスター準優勝。
2016年の第35回大会以来2度目のオールスター覇者に輝いた青山周のSG優勝回数は、これで単独史上2位へ上がる16V。14Vの鈴木圭に2つの差をつけた。
文/鈴木