5月29日 伊勢崎オート 優勝戦の回顧
2024年05月29日
大月渉が地元での初優勝
0ハンは2車並びの外枠から戸塚尚起が飛び出したが、1周回3コーナーで吉松憲治が逆転のイン差しで先頭に立ち、すぐさま後続との車間を拡げ始めた。
10線は渋沢憲司が先行し、人気対抗格に推された最内枠の浅香潤は外から他車に包まれて番手を下げる苦しい展開。そこへ、田中哲を一発で捲った大月渉が浮上してきて、吉松憲を追撃態勢に入ると、ラスト6周回1コーナーで内へ飛び込んで首位に立った。通算3度目の優勝は、地元開催では初めてのV。
1番人気の高橋貢は、初日3.29秒(レースは圧勝の1着)だった試走タイムが決勝では3.31秒に下がり、追い上げ届かず3着にとどまった。
文/鈴木