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6月5日〜9日 伊勢崎オートの展望

2024年06月04日

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雨巧者が多く日々の天候もカギ


 青山周平は近5年の稲妻賞に全て優出して3度優勝。3年前は準優勝、重走路で実施された昨年は8枠からスタート決まらず後方のまま終わった。今年は雨走路を7走して3勝・2着も3回と着順は悪くないが、2月のSG全日本選抜(川口デイレース)決勝は0メートルオープン戦の3枠からトップスタートを切りながら徐々に後退して5着。遠征車にも全国区の雨巧者が名を連ねて梅雨の時期におこなわれる今回は、雨が降った場合の対処がひとつのポイントとなりそう。直近2節はSGオールスター(飯塚ナイター)優勝からの、浜松デイレース一般開催をスーパーハンデで準優勝と、エンジン面は問題ない。
 3年前に青山周に完勝して通算4度目の稲妻賞Vを果たした高橋貢は直近の優勝から丸1年遠ざかっており、大勢の地元ファン来場が見込まれる今回は闘志に一層の熱が入りそう。前節の伊勢崎ナイターでは晴雨とも上々の走りを見せており、機力・乗り手ともリズムは良い。
 対照的に早川清太郎はSGオールスター6日間が未勝利、続く地元ナイターは初日〜2日目に連勝しながら3日目の準決勝戦が妨害失格。最終日4日目は勝利したが、その後2節・6走は勝ち星なし。昨年12月を最後に優勝できてなく、勢いの面では物足りない。ただ近5年はムーンライトチャンピオンカップ(伊勢崎)、キューポラ杯(川口)などナイターのグレード開催に何度も優勝しており、この稲妻賞も2016年に制覇、2020年には陽がすっかり暮れた18:30発走のプレミアムカップ(山陽)優勝と、夜の大舞台に実績を上げているので、伊勢崎の夜空へ8年ぶりに稲妻を轟かせるシーンは十分ありうる。
 地元車から伏兵を1名挙げるなら大月渉だ。通例となっている冬季のお休みを経て4月はじめに再開した伊勢崎ナイター開催(アフター5を含む)の6節に出場して4節に優出。準優勝2回に優勝1回と優秀な成績をマークしている。特に5月下旬の通常ナイター決勝は高橋貢を振り切って快勝。地元の夜の気候にエンジンがマッチしている強みをグレード開催でも発揮するか。


 中村雅人は昨年11月に伊勢崎ナイター一般開催を優勝。翌12月のG2レジェンドカップと今年1月、伊勢崎デイレース一般開催にも優出した。そのレジェンドカップを優勝したのは加賀谷建明。伊勢崎ナイターは昨年8月のSGオートレースグランプリ6日制の後半3日間を3連勝で締めくくった。今回の出場選手では森且行と西原智昭も前回レジェンドカップに優出している。


 佐藤貴也は過去1年に伊勢崎ナイター6節へ出走して4節に優出。うち1節はSGオートレースグランプリ。グランプリが伊勢崎ナイターで開催されるようになってから昨年で9年、うち3度も優出している(=8周回でおこなわれる準決勝戦を3度も突破している)ように、伊勢崎の夏の夜の長距離戦は得意な舞台といえそうだ。
 丹村飛竜は過去1年の伊勢崎ナイターはSG・G1・G2に1節ずつ出場して、9月のG1ムーンライトチャンピオンカップに優出。今年1月の伊勢崎G1シルクカップ(デイレース)にも優出した。
 荒尾聡は過去1年の伊勢崎はナイターとデイレースに2節ずつ出場。雨中決戦となった昨年6月の稲妻賞を制覇した。8月のSGオートレースグランプリは5日目準決勝戦の不安定な濡れ走路を中村雅人に届かず僅差の3着だったが、今年は5月3節すべて優出と良い流れで来ており、大会連覇へ視界は良好といえる。
 そのほかの遠征車の中では比較的に、青島正樹、石貝武之、角南一如、五十嵐一夫、山際真介、北原岳哲が過去1年の伊勢崎ナイターで好成績を挙げている。


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主な出場予定選手

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青山 周平〔伊勢崎 S-1(31期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-5(22期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-9(29期)〕
大月 渉〔伊勢崎 A-44(31期)〕

中村 雅人〔川口 S-6(28期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-7(29期)〕
荒尾 聡〔飯塚 S-10(27期)〕
丹村 飛竜〔山陽 S-20(29期)〕
森 且行〔川口 S-22(25期)〕
加賀谷 建明〔川口 S-33(27期)〕


 文/鈴木


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