10月2日 伊勢崎オート 優勝戦の回顧
2024年10月03日
白次義孝が逃げ展開を作り押し切った!
0ハン先行は内枠の田崎だったが、1周バックストレッチで白次が差し込んでいく。その後は白次が大きなリードを作って一人旅。田崎や竹本は後退し、2番手に立ったのは佐久間。白次との距離はかなりあったが、周回ごとに徐々に差を詰めていく。ゴール前ではかなり接近していたが、最終的には白次が振り切ってトップでゴールを迎えた。3番手には中団を抜け出した伊藤信が入線した。ちなみに30線最内に置かれていた石川哲は、スタートで大きく後手を踏み、巻き返しは厳しい状況となっていた。
白次は一時期、軽いスランプに入っていたが、8月に入ったあたりから良化の兆しが出ていた。そして、前節で通常以上に戦える状態になっていた。その流れで今節を迎え、優勝戦で快走。本来の快速派らしいスピードあるレースを見せてくれた。優勝は2022年10月以来、通算8度目。これから冬場に入り、スピードレースが増えていくが、上昇気流に乗った白次の活躍の場が多くなることだろう。