11月21日 浜松オート 優勝戦の回顧
2024年11月21日
岩科鮮太が同期の金子大輔を封じた
他5車を圧倒する試走タイム28秒を計時した金子大輔と永井大介に車券のオッズも人気集中。しかし前団に伏兵が潜んでいた。
10線の大外枠から佐藤大地がカマシ飛び出したが1周回4コーナーでラインを少し外寄りへ外してしまい、その内へ入った岩科鮮太が2周回バック線で斎藤正悟を捌いて先頭を奪った。
最重ハンは、1周目イン戦で進みかけた金子大輔の外を永井大介が伸びて20線から先制。しかし2周回3コーナーで金子大が永井と斎藤正に対して長距離の突っ込みを敢行して、みごと成功。2番手から岩科を追う態勢を整えられた。そして周回ごとに差を縮めていったが5周回3コーナー、逃げる岩科への差しが届かず車間が開いてしまった。残り1周あまりは仕掛ける射程まで近づけず岩科が押し切り勝利。昨年3月以来、区切りの通算10度目Vを決めた。
文/鈴木