G2オートレースメモリアル<山陽>優勝戦の回顧
2024年11月17日
青山周平が鈴木圭一郎に初日の雪辱
今シリーズ4戦全勝で決勝戦を迎えた鈴木圭一郎のひとつ内枠から青山周平が鋭い飛び出しを披露して、1周回2コーナーで早くも先頭に立った。その内どなり枠の浜野淳も1周回バックストレッチの展開をうまく切り抜けて2番手まで上がったが、ペースを上げた青山周との車間は開く一方。
0メートルオープン戦でおこなわれた初日12Rの『メモリアル選抜』ではスタート3番手くらいに付けて青山周の逃げを捌いて勝利した鈴木圭は、決勝戦は後方から追い上げる展開に。3周回1コーナーで3番手に浮上すると、4周回ホームストレッチで浜野淳を捌いて2番手へ。残りの周回は青山周との差を少し縮めたが、先頭をうかがえる距離には詰められなかった。
青山周は『オートレースメモリアル』初優勝。G2獲得は通算10度目で、山陽のG2は初制覇となった。
文/鈴木