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特別G1共同通信社杯プレミアムカップ<山陽>優勝戦の回顧

2025年09月23日

黒川京介が大会初制覇


 黒川京介が今年のキューポラ杯ぶりとなる4度目のG1優勝


 濡れ走路で始まった最終日は第9レース頃に雨が上がり、決勝戦12レースは完全には乾かなかったがスピードの出るコンディションでおこなわれた。
 青山周平との全勝対決となった黒川京介は、4枠から鋭く飛び出して1枠の青山周をはじめとする内枠の3名を包んでトップスタート。そこへ乗って出るように5枠の佐藤摩弥がアウト伸びて2番手へ付け、さらに6枠の荒尾聡も足を伸ばしてきたが、青山周は前へ出させず3番手からの展開に。
 3周回1コーナーで青山周が同期佐藤摩の内へ攻め込んで2番手へ上昇したが、黒川のスピードは周回を重ねるごとに増していき、レース後半は一人旅の様相。本走3.341秒の好タイムで独走ゴールとなった。
 2枠と有利な位置を得ながら5番手発進になってしまった佐藤励だが、道中は荒尾聡や佐藤摩をイン戦で捌いて3着まで押し上げたから、車の状態は良かった。対して鈴木圭一郎は離れた後方のまま終わり、気候・不安定な走路状態に車がマッチしなかったのかも。


 今期ランキングS3、10月から適用される次期S2の若武者は、今期のS1とS2に完勝して、今年7度目、デビュー通算14度目のグレード制覇。次は地元川口で1節走ったあと、来月上旬には『G2若獅子杯争奪戦』2度目の優勝をめざして、ここ山陽レース場へ戻ってくる。


 文/鈴木


特別G1共同通信社杯プレミアムカップ<山陽>優勝戦のレース結果
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