第49回G1開場記念シルクカップ<伊勢崎>優勝戦の回顧
2026年01月12日
長田稚也が青山周平・黒川京介をくだして2度目のグレード制覇
長田稚也が青山周平のシルクカップ6連覇を阻止した
前日の準決勝戦では好スタートの青山周平に敗れたが、それでも大きくは離されなかった長田稚也。この時は青山周が8枠で長田稚は7枠。決勝戦は長田稚は内寄りの2枠に入り、試走タイムは8名中3番目に速い3.25秒。準決勝戦の終了後は「決勝戦では見せ場を作れるように」と謙虚に語ったが、青山周や7枠の黒川京介よりもはるかに有利な枠であり、2号車を首位に採った車券も高い支持を集めたのはファンが勝利の可能性を感じていたことを示している。
レースは3枠の鈴木宏和がダッシュし、1周回1コーナーは長田稚の鼻先を押さえてトップ旋回。しかし長田稚は2周回1コーナー早くも鈴木宏を差して先頭に立てた。3号車をすんなり攻略できたことが大きな勝因といえそうだ。
4番手に出た青山周も、3番手発進した黒川を2周回バックストレッチで捌いて、先頭との差はほんの数メートル。この時点では大会6連覇への視界は良好かに見えた。だがしかし2番手の鈴木宏へ車間をあと一歩詰めきれないまま隊列が膠着。ようやく5周目に青山周は2番手へ上がったが、長田稚はハイペースの逃げで押し切り完勝。2023年の飯塚G1『ダイヤモンドレース』に続く2度目のタイトル獲得とともに、青山周の大会連覇を5でストップさせた。
今後の長田稚は飯塚G2と山陽G1に参戦し、2月の『全日本選抜』でSG初制覇をめざす。青山周も同じスケジュールでの出走を予定しており、両者の対決はこの冬のオートレースを一段と熱くしそうだ。
文/鈴木