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児玉 碧衣選手

2018年09月25日

ガールズ総選挙2年連続1位選出。そしていわき平オールスター競輪での、ガールズドリームレースで念願の初タイトルを獲得した児玉碧衣選手(福岡108期)。
ドリームレースの振り返り、そして今後の意気込みを伺いました。

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山口:ガールズドリームレース、優勝おめでとうございます。率直なお気持ちはいかがですか?

児玉: 嬉しいし、正直ほっとしました。

山口:ファン投票も2年連続で1位でした。その結果が出たときはいかがでした?

児玉:去年は全然結果が残せていなかったので、今年はこんなたくさん投票してもらえるとは思っていませんでした。だから1位という結果を聞いたときは正直、予想外でしたし、余計に「こんなに熱心に応援してくださる皆さんに恩返ししなきゃ!」と思いました。

山口:ファンの方からも初タイトルを期待され、またご自身でも「まず1つビッグレースを勝ちたい」と何度も口にしていらっしゃいましたね。

児玉:そうですね。それは本当に思っていました。

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山口:ドリームレースに臨むにあたり、何か普段とは違ったことはありましたか?

児玉:練習面など変えたことは特にないですね。ただ、誰よりも「優勝して皆さんに恩返ししたい」という気持ちが強かったんじゃないかなと思います。

山口:優勝した直後も(検車場で)「今回は何だか勝てると思っていた」と話していましたね。

児玉:そうなんですよ!不思議なんですが、今回はとても自信があったというか......。恩返ししなきゃという気持ちが強い分、勝てる気がしていたんです。

山口:いつものコレクションに臨む気持ちとは違った?

児玉:はい、自信満々でした。絶対恩返しするという強い気持ちが、自信をつけたのかなと思います。

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山口:今回はメンバーが直前で変更にもなりましたね。

児玉:それは全く気にならなかったです。誰が相手でもやる事はひとつなので、特に気にしませんでした。

山口:前検日(オールスター競輪3日目)に入って、お客様の前でトークショーなどもありました。

児玉:たくさんのお客様の前で自分のやりたいことなどを伝えられました。たくさんのファンの方が実際にいわき平まで来て生で応援してくださっていたので、改めて絶対優勝しようという気持ちが強くなりました。

山口:このドリームレースで、というのも感慨深いですね。

児玉:そうですね。2年連続で1位に選んでいただいたので、このオールスターのドリームレースで優勝したいという思いはありました。

山口:レースは、思い通りに走れましたか?

児玉:いつもなら焦ってしまうような展開になってしまったんですが、自分でもびっくりするくらい落ち着いて走れました。周りもよく見えたし、自信を持って走れていましたね。
捲りに行ったときも、大外イエローライン辺りを走っていたので、普段なら捲りきれなかったかもしれませんが、今回は自信があったので強気に行けました。
レース中もたくさん応援が聞こえたので、より「よしやってやろう!」と思えましたね。
終わった後は「(遅い捲りだったので)本当にこの勝ち方でいいのかな......」と反省した部分もありましたが、まずは勝って皆さんに恩返しをするのが一番だと、だんだん思えるようになりました。
次はもう少し早めに仕掛けるなど、内容にこだわってビッグレースを勝ちたいです!

山口:たくさんの方が優勝を待っていたと思います。周囲の反応はいかがでした?

児玉:本当に大勢の方がおめでとうと言ってくれました。地元・久留米の選手も帰ったときにお祝いしてくださったし、その日に検車場にいた久留米の先輩、亮馬さん(坂本亮馬選手・福岡90期)も「胴上げする?しようか?」と言ってくださいました。実はその時、近くにいた福岡の選手は亮馬さん一人だったので「俺一人だけど、一人でもするよ!」と(笑)ちょっと恥ずかしかったのでお断りしちゃいました。
表彰式ではファンの方が泣いてくださっているのが見えて、すごく嬉しかったです。

山口:それは嬉しいですね。対してご自身はニコニコの初タイトルでしたね。

児玉:そうですね。嬉しいよりも、自分ではほっとした気持ちの方が強かったので涙ではなく笑顔でした。「やっと恩返しできた」という安心感ですね。


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山口:ファンの方や応援してくれている方に対しての責任感やプレッシャーもたくさんあったでしょうね。

児玉:そうですね。ほっとしました。地元に帰ってバンクで練習していたら、ファンの方が金網越しに「おめでとう、良かったね!」と言っていただけて、とっても嬉しかったです。

山口:初タイトル後レースを走っているときに変化した部分はありますか?

児玉:大きいレースを勝った分、前よりも気持ちの面では楽になりました。だからこそ、レースがとても楽しいです!楽しんで力を発揮できていますね。

山口:以前より自信を持って走れていますか?

児玉:そうですね。自信も持てていますし、変なプレッシャーがなくなったので気持ちが楽になりました。

山口:これから年末に向けてはいかがですか?

児玉:一つ勝てたのでとてもチャンスだと思います。今年は自信を持ってオッズパーク杯ガールズグランプリに臨みたいですね。

山口:今年は競輪祭もガールズのレースがありますね。

児玉:だいたいビッグレースは関東、東での開催が多く、どうしても東の選手へのご声援が多いと感じていました。この競輪祭は小倉・地元開催です。いつもより私へのご声援も大きいと思うので、走るのを楽しみにしています。
強いメンバーの中で走るのは緊張するんですが、地元のお客さんの前で大きいレースを走れるし、そこで優勝できたらとても気持ち良いと思うので、しっかり頑張って少しでも競輪祭を盛り上げられたらと思います!

山口:今後の目標は何ですか?

児玉:一番は年末、ガールズグランプリで優勝することですね。

山口:ビッグレースをひとつ優勝したことで、ガールズグランプリでも力を発揮できそうですね。

児玉:そうですね。今年は自信を持って臨めると思います。去年まではビッグレース未勝利だったので、プレッシャーというか「ここで勝たなきゃ、優勝しなきゃ!」と自分で自分を追い込んでしまい、それが余計に緊張に繋がっていました。
それが一つ勝ったことで、プレッシャーも多少はありますが、昨年よりは気持ちが楽に臨めると思います。
今年に入ってから、3月松山や5月平塚のコレクションで先行して2着に残れている、強いメンバーで逃げ粘れるくらいの脚力がついてきたので、今年のガールズグランプリでも結果を出す、優勝したいですね!

山口:先ほど、早めに仕掛けるなどレース内容のお話がありましたが、今後のビッグレースでも積極的な走りはしたいですか?

児玉:そうですね。ガールズドリームレースであの勝ち方をして、自分でも「良かったのかな......」と反省する部分がありました。今後のビッグレースでは積極的に仕掛けてその中で、自分の力を発揮していきたいです。

山口:最後にオッズパーク会員のファンの皆様にメッセージをお願いします。

児玉:いつもたくさんの応援ありがとうございます。まだまだ強くなってガールズグランプリを優勝出来るように頑張ります。応援よろしくお願いします。

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※インタビュー / 山口みのり
三重県松阪市出身。フリーアナウンサー/ナレーター/MC/キャスター/声優。
競輪関係では取手競輪中継司会、松戸競輪リポーターをメインに各競輪場で活動中。

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※写真提供:公益財団法人 JKA

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