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先週開催最後のレースではオーバーペース気味だった前2頭がそのままワンツーフィニッシュ。先週は開催が進むにつれ馬場が乾いていったが、やはり良馬場になると前残りが顕著になりやすい。今週も火曜日はパンパンの良馬場となりそうなだけに、逃げ先行馬には十分注意を払いたい。
7R〈順当〉[12,3]
◎ マチュピチュ
前走敗戦も3着馬に付けた着差は7馬身。勝ち馬が次走でハイレベルメンバーと接戦を演じたことから自身の評価も高まった。転入前の実績から距離延長もプラスに出る可能性が高く、この相手なら必然的にチャンス。
○ アイスバーグアリー
あまり速い上がりが使えないだけに、現状は極力前付けして粘り込む形が理想。3走前同様に距離延長を利してスッと先手を取れれば。
8R〈大混戦〉[9,2,4,7]
◎ アイファーハート
久々の短距離戦だが、近走と比べると却って同型は手薄に。ハナか2番手なら滅法しぶとい馬で、スンナリ理想の形に持ち込めそうなここは勝ち負け濃厚。
○ シンボリセザンヌ
気分屋でまともにハミを取らないことが度々あるが、内々をロスなく運んだ時は常に入着以上の成績を残している。この枠なら。
▲ ナンヨーウゼン
距離は若干忙しい印象も、休養前の走破時計から図れば能力自体は上位。叩き3走目にして中間気配は上がっており、ソロソロ走り頃の感。
△ シューニャ
元々は中距離タイプだが、最近のレース内容だと現状は道中のラップが速いレース質の方が末脚を生かしやすい。距離短縮は却って魅力。
9R〈伏兵注意〉[6,7,5,2]
◎ コウザンアプローチ
この中間からブリンカーを着用し追い切りの動きが一変。過去の船橋連勝実績からすれば地力は十分足りるはずで、矯正馬具を着ける今回は大幅に見直せる。
○ カネトシバリアント
前走はペースが厳しかった上に外を回らされる形も不得手。ハナ或いは2番手なら崩れが少なく、前走より同型が手薄となったここは反撃可。
▲ スコータイ
近走は立ち回りもほぼ完璧なだけに昇級の今回は試金石。とはいえ近走内容から末脚が不発に終わることは考えづらく、ここもまず入着以上は堅いと見る。
△ アフターミー
勝ち切るまでのパンチ力には乏しいが、自身にとってレースのしづらい外目枠でも結果を残した前走内容は収穫。ロスなく運べる内枠なら更に。
10R〈上位拮抗〉[1,11,6,10]
◎ カリテスグレース
前走は中距離で好走も、元々行きたがる気性なだけに本質は1400メートル向き。たとえハナを奪えずとも内枠なら番手競馬も対応可能で、今の先行イン有利馬場ならこのメンバーでも互角以上に渡り合える。
○ ヒダルマ
持ち時計で差のないところまで来ただけに額面の成績ほど過信できないが、レース運びの安定性はこの強豪メンバーの中でもズバ抜けて高い。上位争いは堅いと見るのが妥当。
▲ エイシンエール
揉まれる競馬は慣れていないだけに、その形でも小差にまとめた前走内容は着順以上に評価できるもの。キャリア的にはまだ伸び代が見込める上、減りつつある馬体が戻っていれば更に走りの質は上がる。
△ タラニス
勝ち振りに派手さはないものの、馬体を併せた際の勝負根性が高いゆえに崩れが少ないタイプ。斤量増でもしぶとさを生かせるポジショニングが出来さえすれば。
11R〈波乱含み〉[2,10,11,4]
◎ ディナミック
自分のペースで運べないと脆いゆえ、前走の大敗は度外視でいい。2走前は淀みないペースで運びながらも小差3着。その時同様に内枠を利して先手を取り切れれば。
○ ジャイアントケンタ
前走のような外回りの競馬は合わないタイプ。今回も外枠の捌きがカギになるが、強力な先行型が少ないだけにスタートさえ決まれば2〜3番手の内目を進む理想形に持ち込めそう。
▲ メイショウルーシー
休み明けで馬体も減らしながら好走を果たしたように、やはり現級なら力は上。ただ基本的な好走パターンは前走のようにインコースを立ち回る形。多頭数で外枠に入った今回は過信までは避けたい。
△ アリエスジューゴー
ひと脚タイプだけに勝ち味に乏しいが、上がりに向いた時の末脚の威力はこのメンバーなら最上位。内枠も合うタイプで、注文通りハイペースになるようなら差し切り可。
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