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昨年末の開催はハナに行き切った馬が残りやすく、差し馬でも中団よりも前の内回りでしか詰められないほど、前＆内有利な馬場状態だったが、年を明けてからは、その極端な傾向は徐々に薄まってきている。３日の夜には雨予報もあり、４日はその薄まり具合がさらに加速してきそうだ。

第8レース 〈波乱含み〉 ［買い目 6 9 8］
◎(6)　ピロコギガマックス　前走は同型馬の多さを考慮してか、差しに構える競馬を選択したが、流れ自体はよかったものの、結局伸び切れないまま終わってしまっていた。７走前には現級で逃げ切りVを収めており、近走好走を見ても、やはりテンに行ってこそ。主導権さえ握れれば一変あっても。
○(9)　ブラックヒル　前走は勝ち馬の鋭い決め手に屈したが、勝負どころから一旦先頭に立ち、あと一歩のところまで粘る見どころ十分の2着だった。転入2走目で改めて。
▲(8)　マイネルアラウダ　前走は休み明けで太め残りの状態だったが、レースでは好位からしぶとく伸びて3着。叩き２走目で絞れておれば、前進の可能性がありそう。

第9レース 〈一騎打ち〉 ［買い目 4 9］
◎(4)　ルールメイプル　スタートしてからの初速は遅いが、前走も後追いで先行争いに加わりながらも、３着と好走。３走前の同距離戦では差し競馬で勝利を挙げており、基本的には位置取りにもそこまでこだわらないタイプ。ここも発馬でよほど置かれさえしなければ。
○(9)　ナリタブルホーク　前走はスタートからのテン争い、さらには後追いで突きに来た馬も居り、かなり苦しい形の逃げ競馬になってしまっていた。素早く同型を抑え込めるかどうかがカギに。

第10レース 〈本命戦〉 ［買い目 10］
◎(10)　スズヴァレット　兵庫転入後から４戦３勝２着１回とパーフェクト連対中。特に吉村Jとのコンビになってからの近２戦は、直線１頭脚色が違うような鋭い反応で連勝。今の勢いに信頼したい。

第11レース 〈上位伯仲〉 ［買い目 5 9］
◎(5)　クフィール　転入初戦はスタートから折り合い専念の形で進めるも、伸び切れないまま終わってしまったが、距離を詰めて積極的な競馬に切り替えた前走は、勝ち馬にこそ離されたが最後までしぶとく伸び続け、２着と好走。過去の実績からしても、やはり先行競馬がベストに感じる。
○(9)　エコログロリアス　前走は着順を落としたが、勝ち馬の速い逃げペースに道中追走で脚を使わされた感もあった。転入初戦、２戦目は現級で2着。立ち回りひとつで好機はある。

第12レース 〈実力拮抗〉 ［買い目 12 8］
◎(12)　スターキー　前走は1230ｍ戦を選択したが、同型馬揃いでテンに行き切れず、チグハグな競馬になってしまっていた。今回は走り慣れた1400ｍ戦に戻り、出脚さえうまく付けられれば反撃可能。
○(8)　ポスキアーヴォ　前走は速い展開のなか、好位から積極的に動いて差し切る強い内容での勝利だった。瞬発力には欠けるが、しぶとい脚が長く使えるタイプ。前回同様の立ち回りができれば。

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