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オートレース選手インタビュー
もう一度SGの頂点に!チャンピオンが闘志を燃やす|中村 雅人選手
2019年7月12日

川口所属 28期 選手生活17年目38歳 現ランクS6 最強船橋を作った1人でありレース後半の迫力ある追い込みは誰もが認める剛腕トップレーサー!G1決勝SG決勝戦では車券対象になってくれるファンからの信頼が厚いS級レーサーの一人です。SG優勝は過去6回G1優勝は9回で通算優勝は55回の実績があり今年3月のプレミアムカップでは初タイトルを奪取しました。早々と年末のスーパースタートライアル戦の出場権を勝ち取ったハーンズ、チャンピオンに話を聞きました。

インタビュー / 内野久照

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内野:今年2019年の半年が過ぎましたがここまで振り返って下さい。

中村:昨年末のスーパースターで3年連続落車しているので原因を考えて乗り方の向上を目標にここまできています。乗り方が上手かったら落車していないと思うし未熟さを感じています。昨年より今年は何か1つ良くなるといいなと思い取り組んでいます。

内野:何か目標を立てているのですか?

中村:具体的に何かというよりは乗り方ですね!乗り方の技術を磨くという課題は毎年クリア出来ていないので同じ様な目標に毎年なっているのが現状です。

内野:28期はデビューして17年目ですね...

中村:ここまで17年本当に良かったという年は無かったかな...
もちろん勝つ事が大切ですが勝ち星を昨年と比較するとかではなく自分の描いているレースがこの6ケ月間出来ていないので残りの6ケ月間で1つやりたいなと思っています。年に1本自分の納得が行くレースをしたい気持ちですね。残りの半年で気持ちをスーパースター王座決定戦トライアルに持って行きたい。良いモチベーションで行けるように焦ることなくリズムを作って行きたいです。意気込むことなく自然な流れで迎える事が出来れば最高です。それが1番です。

内野:プレミアカップ初優勝おめでとうございました。

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中村:ありがとうございます。今年の中ではシリーズを通して上手く行った5日間だった。優勝戦は試走から感じ良かったし3枠からスタートも良い位置に付けられたし全てが上手く行きました。エンジンも良かったし優勝は素直に嬉しかったです。

内野:年末の出場権がほぼ確定しましたが?

中村:年末の出場権を得た事に付いては素直に喜べなかった。嬉しい気持ちはなかったし複雑な気持だった。3年連続落車していますからね...

内野:選手になるきっかけからこれまでの事を色々聞いてもいいですか?

中村:選手になるきっかけは、初めて見た伊勢崎オートでのレースが格好良くてバイクも好きだったのでなりたいなと思いました。

内野:車名にはボクシング世界チャンピオンの名前が刻み込まれていますが...

中村:学生時代にボクシングをやっていました。一度世界チャンピオンの名前を付けたのでシリーズ化しているだけです。特にチャンピオンを意識している訳ではありません。深い意味は本当にないんですよ(笑)
KモンソンのKは2人の子供のイニシャルです。KOモンソンのKOはノックアウトの意味KOするではなく子供の名前が『こ』から始まるのでローマ字読みで『こ』はKOなのでKOと付けました。KOノックアウトと取ってもらっても大丈夫です。

内野:身長・体重を教えて下さい。体作り等聞かせて下さい。

中村:身長は159.6cm。体重は49.0kgから50.0kgです。以前腰を悪くしましたが一時よりかはましになりました。ウォーキングをしたり軽い筋トレをしています。
怪我が続いたり肩が痛くなる事が多いので肩の可動域を広げる為に考えながら取り組んでいます。

内野:座右の銘は?

中村:聞かれたら『不撓不屈(ふとうふくつ)の精神』と言っています(笑)

内野:中村選手のモットーは?

中村:人に優しく困っている人がいたら助ける事でしょうか...

内野:これだけは譲れないて事は何かありますか?

中村:う〜ん。どうかな...それは無いかな!

内野:自分の性格を一言で言うと...

中村:マイペースな人間ですかね(笑)

内野:相性の良いレース場はまた苦手なレース場は?

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中村:飯塚走路は好きですね。足回りの不安があまりない。跳ね(ドドド)がきづらい。
苦手だったのが山陽ですがプレミアム優勝出来たし少しは克服できたかな。

内野:最近はナイターが主流になりつつありますがナイターとデー開催どちらが好きですか?

中村:ナイターは嫌いです。1日が長すぎてリズムを崩してしまう。昼間が好きですね。いつも通り過ごせるので集中出来る。自分はいつも何をやろうとか今日はこれから始めよう等計画して何かをやるタイプではないですね。目の前の事を1個ずつこなして行くタイプです。

内野:船橋オートの思い出を教えて下さい。

中村:もちろん 記憶の中に残っているしはっきり覚えていますが色々あり過ぎて...

内野:船橋オートが閉鎖になったあの日について...

中村:最後の優勝戦だったしファイナルベスト8には絶対に残る気持ちで取り組みました。ベスト8に残れた事は良かったですがレース終わってからもすぐには閉鎖を受け入れられず時間がかかりました。嘘であって欲しいと思いました。

内野:川口所属になりましたが...

中村:川口に入らせて頂いて同期を始め皆にお世話になっているし良い環境で仕事をさせて頂いています。

内野:鈴木圭一郎選手・青山周平選手はライバルですか?

中村:早いなと認めているし彼等とは比較出来ない。レースは全て自分の問題で毎回相手が違うし他とは比べられないかな...ただ皆それぞで頑張っているし切磋琢磨した関係で業界を盛り上げられたらと思っています。

内野:SG優勝戦10周戦とは?

中村:準決勝戦が8周戦でエンジンが8周に対してギリギリだと10周戦は厳しい。2周増えるという事は車の仕上がり具合が必ず左右する。6周と10周では特にまったく違う車になる。SGの優勝戦は試走終わって発走まで時間が長いので大変です。ピット内の控室では雑誌を読んだり目を瞑っている事が多いです。

内野:これまで思い出になっているレースは?

中村:どんなレースだったかは覚えていないがデビュー戦(7着)は凄く緊張した。
SG初優勝(2010年12月スーパースター)した時は凄く嬉しかった。まだはっきり覚えています。

内野:SGの優勝戦 どこでスイッチが入りますか?

中村:ピットからスタートラインに付く時です。スタンド観客席を見て今日はお客さんが入っているな多いなと思ったらスイッチが入りますね。自然に闘争モードになりますね。

内野:過去にSGを6回獲っていますが...

中村:過去にとらわれず振り返ることなくもう一度頂点に立ちたい。もう1回SGを獲りたいです。

内野:中村選手にとってオートレースとは?

中村:自分の人生です。

内野:最後にオッズパーク御覧の皆様へメッセージをお願いします。

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中村:いつも応援ありがとうございます。良いレースが見せられ期待に応えられる様に頑張りますのでこれからも宜しくお願いします。

インタビュー / 内野久照

MCうっちぃ!こと内野久照 オートレース歴16年。好きな選手は浦田信輔選手。現在飯塚オートでMC、山陽オートで実況を行っています。年間約180日間選手ロッカーに潜入し取材もこなすMCです。オートレースを盛り上げたくFBでは飯塚オート盛り上げ隊、Twitterではオートレース盛り上げ隊にてロッカーフォトや選手情報配信しております。 最近では場外車券売り場にてオートレースの解説予想を披露し自腹車券勝負に挑んでいます。オートレース大好き九州男児が展開する魂の大胆予想にご期待下さい。

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