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オートレース選手インタビュー
今まで以上に頑張る|鈴木 圭一郎選手
2021年1月28日

妥協はできない。妥協するなら走る資格なしとキッパリの圭一郎選手。2020年の振り返りそして2021年の目標や意気込みなどを聞いています。

取材規制がある中、ソーシャルディスタンスをしっかり保ってインタビューにご協力頂きました。(取材日2021年1月18日)

インタビュー / 内野久照

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内野:昨年はご結婚おめでとうございます。結婚してからいかがですか。

鈴木:今はまだ一緒に働いているので実感がないんですよね。

内野:結婚後初めてのレースが浜松スピード王でした。

鈴木:結婚しての一節目という事で意識していました。初日に1着が取れてそれが通算500勝だったので嬉しかったです。

内野:圭一郎選手の500勝はデビュー最速での達成です。

鈴木:500勝していて優勝が46回なので少ないかなと思います。これからは優勝回数を増やさないとですね。

内野:昨年は年間10回の優勝でした。

鈴木:はい。自分の中で10回はタイですね。

内野:その優勝の中には12月9日飯塚オートの庄内のやきにく王国presents GIIオーバルチャンピオンカップがあります。

鈴木:嬉しかったですね。やきにく王国杯に斡旋される事が今までなかったし、まさかやきにく王国杯を優勝できるとは夢のような感じでした。上がりタイムも3.295の自己最高タイムも出たしお世話になっている皆さんの前で優勝できて本当に良かったです。高城(やきにく王国オーナー)さんが表彰状を読み始めた時に感極まって涙が出ました。本当に思い出に残る忘れられない優勝となりました。

内野:選手生活の中ではどのレースがベストレースですか?

鈴木:オールスターですね。

内野:2017年のオールスターは8号車でした。スタート後6番手辺りから捌いて上がってきた優勝戦ですね。

鈴木:あれを超えるレースはこれまでしていないですね。

内野:昨年のスーパースター(SS)での準優勝2着の結果は。

鈴木:また負けたな思った。

内野:相手が青山さんでしたが。

鈴木:青山さんだったとかは関係ない。誰に負けたというか2着が負けなのです。今年も負けたなって感じだった。でも2020年は決して悪い年ではなかった。2020年は階段を降りている感じはなかった。昇っている途中でしたね。

内野:2020年はSG無冠に終わりました。

鈴木:SGを取るという思いはSGを取っていた時から同じなので、目の前のレースを全力でやる事を意識してレースに取り組んできました。その結果が1着であり優勝です。これからも全部のレースを一生懸命走る事ですね。体が動くのでやるしかない。手を抜きたくない。その考えは変えたくない。今やる事は自分が決める事なのでそこで頼れるのは奥さんだけで助けを求めたい時は奥さんがいるので...。

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内野:2021年の目標は。

鈴木:目標は立てていないけど毎年大事にする事は一緒です。どんなレースでも自分のできる最大限の事をやるだけです。その日の一番いいエンジンを作る事。最高のエンジン状態にする事です。

内野:圭一郎ファンはナンバー1奪還を見たいと思っていますよ。

鈴木:正直あんまりナンバー1に返り咲くなどと意識はしていません。ただ1着を目指してその時のレースを頑張ってという気持ちは持ち続けています。今は初心に戻ることですね。ナンバー1を実際はそこまで意識しないで行こうかなというのはあります

内野:選手生活8年目ですか?

鈴木:オートレースは難しいですね。乗らないと分からないから。でも難しいからはまる。レース前とか泣きたくなる。検査前出さないと行けないので時間がないですもんね。

内野:結婚されてもっともっと頑張らないとという気持ちになられたのでは。

鈴木:結婚しても変わらない事は部品代を惜しまず使う。それが結婚の条件の一つでもあるので。今まで以上に活躍できる状況に追い込んで行きますので...。

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内野:2021年新たに始められたことはありますか?

鈴木:カレー作りです。大阪のインディアンカレーを目指して作っています。先日はマンゴーを入れてみました。甘口だけどスパイシーさも残っていて美味しくできましたよ。いつかファンの皆様に振る舞いたいなと思っています。食べて頂きたいですね。

内野:ファンの存在は。

鈴木:お客様がファンの皆様が車券を買ってくれているのでレースができる。オートレースが成り立っていると思うんです。妥協できないですよね。妥協したら走る資格がないと思う。妥協してはいけない。妥協して走るのなら車券の対象になってはいけないと思っています。例え負けたとしても...。誰にも負けない思いはありますし、絶対に情けないレースをしてはいけないという気持ちは誰よりも強く思っています。車券的に裏切る時もあるけど適当にやって負ける事はしたくないのでその思いは誰にも負けないです。

内野:それでは最後にオッズパーク会員の皆様にメッセージをお願いします。

鈴木:自分は活躍しないと行けない状況、追い込まれたらやらないと気が済まないタイプです。勝てるか分からないけど今まで以上頑張らないといけないと思っていますので自分を応援しなくてもいいのでオートレースを応援してくれたら嬉しいです。

インタビュー / 内野久照

MCうっちぃ!こと内野久照 オートレース歴16年。好きな選手は浦田信輔選手。現在飯塚オートでMC、山陽オートで実況を行っています。年間約180日間選手ロッカーに潜入し取材もこなすMCです。オートレースを盛り上げたくFBでは飯塚オート盛り上げ隊、Twitterではオートレース盛り上げ隊にてロッカーフォトや選手情報配信しております。 最近では場外車券売り場にてオートレースの解説予想を披露し自腹車券勝負に挑んでいます。オートレース大好き九州男児が展開する魂の大胆予想にご期待下さい。

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