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オートレース選手インタビュー
浜松では初のSG制覇!!|青山 周平選手
2023年11月30日

11月5日、浜松オートで行われた「オッズパークpresents SG日本選手権オートレース」で見事優勝を飾りました。意外にも浜松でのSG制覇は初!!どんな開催になったのか、年末に向けてもお話ししていただきました。

(取材日:2023年11月15日)

インタビュー / AKI

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AKI:SG日本選手権優勝おめでとうございます!

青山:ありがとうございます!

AKI:6日間いかがでしたか?

青山:長かったですね(笑)あとは、伊勢崎の普通開催と浜松SGと休みなしだったからなおさら長く感じましたね。SG初日が終わって半分終わったなという感じでした。

AKI:その伊勢崎ではスーパーハンデで優勝しての浜松SGでしたが、エンジンの状態はいかがでしたか?

青山:初日は伊勢崎からそのままでもそれなりには動くかなという感じでした。あとは足回りの感触がいつもより良かったですね。浜松はいつもゴツゴツしてどうにもならない感じが、今回のSGでは軽減されていていつもより乗りやすさがありました。伊勢崎でした足回りの調整が良かったのか、タイヤをいっぱい当ててきたのも良かったのか、はっきりはしないんですがいつもの浜松よりは感触が良かったです。

AKI:2日目は篠原選手(飯塚26期:篠原睦選手)に続いての2着となりましたが、車の状態としてはどうでしたか?

青山:スタート行けなかったのと、捲れそうな感じもあったんですがエンジン的に足りてなくって前には行けなかったですね。初日からセッティングを少し変えて行って良いところもあれば良くないところもあり。やっぱりスタートも行かなきゃなと思う2日目でした。

AKI:3、4日目と1着でクリア、準決が永井選手(川口25期:永井大介選手)を捌けずの2着でした。

青山:永井さんのペースが速かったし、抜けそうで抜けないような、自分のエンジンが足りてないなという感じ。2日目の篠原さんの時と同じ感じというか、やっぱりちょっと足りてなかったですね。行けそうで行けないし、行ったらコーナー曲がれないなぁという感じ。

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AKI:その状態で勝ち上がっての優勝戦。枠番選択でまさかの展開でしたね!

青山:5号車になるんだろうなと思っていたし、予選道中も外枠からしかスタートを切っていなかったので、優勝戦も外枠で良いやと思ってたんです。良いスタート切れれば良い位置つけれるかなと思っていましたし。そうしたらまさか1枠で。想定していた5枠から1枠になると時計の見える感じが変わってくるし、1枠は少しのミスや迷いが遅れに繋がるので、少し心配だったし不安だったのが正直なところです。なので、1枠どうかなと思いつつ、あの状況なら1枠行くしかないなという感じで1枠を取りました。

AKI:1枠が残っていく心境は手放しに「やった!」という感じではなかったんですね。

青山:「え、まじか?なんでみんな取らないんだろう?」という感じ。いざ取ると予選で一度も1枠からスタートを切っていなかったので、いきなり1枠はプレッシャーがありましたね。まさかあんな展開になると思ってなかったので、枠番選択会の時は「なんかすみません。」という感じでした(笑)不安はあったけど、みんな不安はあるし、どの枠でもまずはスタート切らないと行けないので。8割くらいしめしめという感じ、残り2割は大丈夫かな?という気持ちでした。

AKI:そんな中での優勝戦、トップスタートとはなりませんでした。

青山:準決後、朝練でもクラッチの整備を気にかけすぎて、色々やりすぎちゃったのが遅れに響きました。余計なことしちゃいましたね(笑)行かないといけないと思って考えすぎちゃいました。けど、結果的にはスタート後の1コーナーから2コーナーで2番手につけれたので問題はありませんでした。結果的に5枠ではなく1枠だったからこそ少し遅れても良い展開に持って行けたので1枠で良かったです。枠を利用できました。

AKI:そこからの10周回はどうでしたか?

青山:1周回で上手く体勢が取れて、すんなりと車の向きが変わるところが準決よりエンジンが良くなってる感じがありました。永井さんも1周回で捉えられたのが良かったですね。けど、みんな試走タイムが出てたし、自分のペースが上がる感じもなかったのでコースを守りながら走りました。いつものスタイルですね。

AKI:そして守り切った先頭。浜松ではSG初制覇だったんですね!

青山:本当にここ最近、去年の特別GIプレミアムカップで優勝してからですね、浜松で大きなタイトルを取れるようになったのは。2013年にGI、GIIは取れてたんですがそこから取れなくって。ただ、プレミアムカップが取れたからと言って、今回のSGで優勝できるイメージは全くありませんでした。思ったより成績も残せてないし、ゴツゴツとする感じもあって上手く合わせられない。苦手得意とかは特にないと思ってるので、エンジンの調整が合えばどこのレース場でも走れるとは思っています。それがたまたま浜松だと優勝ができないのかなって。あとは、浜松の斡旋回数がそんなに多くないので、走る回数分を考えると経験値的に足りないのかなと思ったりしています。そんな中、浜松で成績を残せるようになって、今回のSG優勝できて良かったですね。最高です!

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AKI:優勝戦後の表彰式はいかがでしたか?

青山:正直勝手にアウェーな感じなのかなと思っていたんです。川口はそうでもないんですが、西はアウェーかなと。けど、実際は温かく迎えてもらえて「おめでとう!」と言ってもらえました。「あぁ、なんかもっと素直に喜ぶ姿を見せれば良かったな。」と思いました。はしゃいだら怒られちゃうかなと思っちゃったので(笑)けど、シャンパンファイトはいつやっても気持ちいいですね。なので、次浜松で優勝できたらもっとパフォーマンスできるようにしたいです!

AKI:前回のインタビューでは、今年の序盤はなかなか思うように走れなかったというお話がありましたが、夏からの勢いは良いですね!

青山:今年に入って上手く走れなかったし、2月のSG全日本選抜では準決で先頭を走るも3着まで後退してしまったり。我慢の上半期でしたね。その後、夏前にクランク変えてから徐々に良くなってきた感じ。後半は感じ良く成績が残せてますね。元々乗っていたクランクも実績はあったんですが、消耗品なので100%のパフォーマンスができなくなっていったんでしょうね。

AKI:乗っていてクランクを変えたら体感も変わっていたんですか?

青山:んー。正直乗っていて速い遅いは良くわからないんです。足合わせして、良いのかな悪いのかな?という感じなので1人で乗っている分には良くわからないんです。レースでも終わった後に時間が経ってから「ああだったのかな?こうだったのかな?」と。なので、レース中は自分を客観的に見れないというか。そんな感じがして。なので、今回のSG準決と優勝戦は自分の中ではそこまで感覚は変わらないけど、準決では抜けなかった永井さんが優勝戦ではなんか抜けちゃったという感じ。ということはエンジン良いのかな、という感じですね。なので、「今日これすごくいってるな!」という体感は自分はあんまり分かんないんです。「今日いってるな!」と思ったら全然出てないとかは選手のあるあるだと思います。思ったほど全然タイムが出てないとか。なので、試走の段階ではあまり分かってないんですが、SGは比較対象がいたので良い悪いがわかりました。

AKI:となると、レース前に「これだったら優勝狙えるぞ!」というような感じではないんですか?

青山:「今日はいけるな!」とかはあんまり思わないですね。考えてないと言えば考えてないというか。「今日はいけるな!」「エンジンいいな!」「今日は勝たなきゃ!」とかを考えすぎるとプレッシャーになって、冷静な判断ができなくなると思うというか。自分にあまり期待し過ぎず、平常心でレースができるようにしています。なので、試走が終わってからは、「あそこ扱ったのは失敗だったな。」「あれは良かったな。」とか自分のエンジン状態は考えたりするけど、レースの結果に関することは考えないですね。スタート行かなきゃとかは思うんですが、スタート後のことはあまり考えてなくって。優勝したい気持ちはもちろんあるし、自分が出来ることを発揮できるようにということを考えてます。その時のベストを尽くせるように頑張っています。

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AKI:今回のSG優勝は年末のスーパースター向けて良い流れになりましたか?

青山:そうですね。悪いよりは良い方がいいですね。ただ、年末は消音マフラーになるから、経験値がだいぶ少ないし、去年も苦労したからどうかなって感じです。不安というか、自分の中で対策がないから未知数な部分が大きいですね。年末まで消音マフラーに乗れないので不安です。とはいってもやるしかないので。消音が大きなポイントになるとは思いますがやれることはしっかりして、見て勉強して備えたいと思います。タイヤも統一なのでしっかりあてて準備をしたいと思います。唯一スタートに関しての不安は今のところないですね。あとは、予選が4日間しかないのでそこでどれだけ合わせられるか。11Rと12Rは結構セッティングも変わってくるのでその辺も大切ですね。ここまで順調にこれているんで、年末まで油断せずスーパースターを迎えたいです。とりあえず目標は去年よりも今年、良い形で終われるように。去年が4着だったのでそれ以上の結果を残したいですね。そして、来年に繋げられるような5日間にしたいです。

AKI:それでは最後にオッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。

青山:いつも応援ありがとうございます。これからもいつも通り一走一走一生懸命走ります。そして、いつも応援してくださる皆さんがいてモチベーションが上がっています。これからも応援お願いします。

(写真は浜松オートSNSより)

インタビュー / AKI

福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。

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