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オートレース選手インタビュー
悔しさバネに初優勝!!!|福岡 鷹選手
2024年3月19日

飯塚所属の新人“福岡鷹選手”。37期優秀選手としてデビュー。デビュー戦から鮮烈な走りで圧勝!2月19日でデビューから12走目で優勝を飾りました!初優勝のこと、今後の目標、課題などお話ししていただきました!

(取材日:2024年2月24日)

インタビュー / AKI

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AKI:初優勝おめでとうございます!お気持ちいかがですか?

福岡:素直に嬉しいですね!

AKI:デビュー戦から連勝していて、山陽の雨で連勝が止まりましたがあの辺りの気持ちはどうだったんですか?

福岡:めちゃくちゃ悔しかったですね。山陽の雨は練習参加で乗れてたのに、レースの日は試走からダメで。あそこで優出を逃したっていうのがめちゃくちゃ悔しかったです。あの日優出しておかないと浅倉(伊勢崎37期:浅倉樹良選手)に先に優勝されるというのが分かっていたので、なおさら優出出来ず悔しかったですね。周りにも悔しそうなのは伝わってたと思います。それくらい、態度に出ちゃうくらいとにかく悔しかったです。

AKI:山陽から地元飯塚に戻ってきて、初日から3.394という好タイムで1着でしたよね!

福岡:そうですね。その開催の前のミッドナイトに練習参加していて。山陽の悔しさがあったのでとにかく乗り込みまくって。それが良くて、タイムも大幅に良くなって。3.394は自己ベストではあるんですが、練習ではもっと出せてたしレースも滑らせたりしていたので、レースで実力を出せない、安定して走れないというのはまだまだ練習不足だなぁと思っていました。なので、結果的に初日1着で嬉しさはあったんですが悔しさが残るレースでした。まだまだこれからですね。

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AKI:その後、準決もクリアして初優出、初優勝でしたが、緊張されましたか?

福岡:緊張はしないと思ってたんですけど、自分の分からないところで緊張してるじゃないですけど、気づかないうちに緊張していました。なので、いざレースになるといつもと違うことをしてしまったり。優勝戦の前の日は特に緊張しましたね。当日は雨。前回の山陽のこともあったので、とにかく朝から練習で乗り込んで。本番のレースタイヤをハネ確認で練習に行ったんですけど、練習でタイヤを使い切っちゃうくらい走っちゃって(笑)それで、師匠(飯塚29期:阿部仁志選手)に「タイヤ無くなっとるやないか!」と言われて。師匠からタイヤを借りてレースに行きました。そのタイヤがまためちゃくちゃ良くて。師匠の教え、タイヤがあって優勝出来ましたね。

AKI:と言うことは、試走から良いタイムが出てましたし手応えもあったんじゃないですか?

福岡:やっぱり1日ずっと練習してただけあって、試走も出たしこのまま走れば優勝は見えてくるかなと思う反面、レースにまだ慣れてないので試走が出ても緊張しましたね。ピットの中もめっちゃ緊張してました。ここで優勝する事がゴールじゃないから、もし出来なくてもこの悔しさをバネに次また頑張ろうとは思ってたんですけど、それでもやっぱり先に優勝した浅倉のことは意識してましたね。

AKI:緊張のピットからいざスタート。レースはどうでしたか?

福岡:スタートの練習もたくさん行ってたので「良いスタート切れたなぁ」とは思いました。そこからの6周回は長かったですね。残り2周と見えた時は「まだ2周もある!」と思っていました。やっぱり逃げ切らないと、と思っていたんですが後ろは40m横並び。10mとか20mに選手がいない分、雨巧者がスタートでポーンと抜け出してきたら追いつかれるかもと思っていました。めっちゃドキドキしながら早く終われ!と思ってました(笑)

AKI:結果的にぶっちぎり!メンバー中の上がりタイムも1番時計でしたよ!

福岡:良かったです!!1番タイムは嬉しいんですけど今回は握って逃げるだけ。なんで、これからハンデが下がっていく中でもっともっと出していけるようになりたいですね。常に上を目指して頑張りたいです。

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AKI:優勝戦後、ウイニングランはいかがでしたか?

福岡:ウイニングランが1番気持ちよかったですね!レースでゴールして1着!となった時よりもすごく気持ちよかったです!お客さんも手を振ってくださって凄く嬉しかったです!最高でした!

AKI:表彰式はいかがでしたか?

福岡:レースのことでいっぱいで言葉がうまく出てこなかったです。ちょっと緊張もしました(笑)けど、雨の心配もあったし、ミッドナイトだと表彰式もなく、今回表彰式ができて良かったです。前日は雨予報だったので「表彰式がしたいんだけどなぁ」と思っていたので初優勝で表彰式が出来てよかったです!

AKI:まずは優勝というところをクリアしました。今後の目標は決めていますか?

福岡:明確には決めないんですが、課題をしっかり克服して良いレースが出来るようになるのが目標ですね。大きな目標とかは今のところないです。今はとにかく課題を修正して、そこで出たタイムやレース内容などを見て目標を決めていきたいです。

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AKI:その課題ですがいまはどんなところですか?

福岡:ハネとか滑ったりとかがあって。レース前半は良いんですが、後半になるとズルっと滑らせてしまったり。後は、スタートから1周目の入り方が凄く遅く、バックから3コーナーの入り方もまだ甘かったりするので、1周目が課題ですね。そこを修正できればまだまだ良くなるなぁというのは感じています。2級車なのでどうしてもスタートすぐは詰められやすいですが、1コーナーの入りを上手くしてバックストレッチで後ろを突き放すような走りをしたいです。今はハンデがあるけどこれからハンデが縮まっていけばどんどん重要になってくる部分なので早めに克服したいですね。そして、6周回安定して走ることが課題だと思っています。もちろんトップスピードを上げることも練習しつつ、スタートから6周回安定した走りが課題ですね。なので、目の前の課題を修正することが目標ですね。

AKI:課題、目標とある中で、師匠の阿部選手の指導はどんな感じですか?

福岡:ちょっとした変化も気付いてくれたり、コース取りとか乗り方とか。練習も毎回見にきてくださるし、エンジンもすぐ見てくれて。ハネがきたときもバック修正をすぐしてくださったりとめちゃくちゃお世話になっています。ありがたいですね。自分の前のロッカーには一期上の村瀬さん(飯塚36期:村瀬月乃丞選手)もいて、先輩ですが同じ2級車で負けられないと思っています。村瀬さんも速い先輩なんで、村瀬さんを目標に、勝てるように。2級車でハンデを背負って戦ってるって凄いです。そう考えると目の前に大きな目標がありますね。良い環境です。尊敬してるけど勝ちたいです。

AKI:デビューしてぽんぽんと成績を残してきましたが、実際選手になってみてどうですか?

福岡:選手になった実感があまりなく、走ることにいっぱいっていうか。その日その日に一生懸命です。優勝しても満足する暇もないというか、次!次!てなっちゃうし、いまだに納得いくレース、完璧なレースはないのでまだまだこれからです。

AKI:始まったばかりの選手生活ですが、選手になろうと思ったきっかけはなんだったんですか?

福岡:高宗さん(飯塚32期:高宗良次選手)が親戚で。そこからオートレースを知ったのは試験の直前。なので、オートレースを知ったのは1年半前くらいですかね。以前カヌーはやっていたので、ボートレーサーいいなぁと思った時期はあったんですが受ける事はなく。けど、オートレーサーを知って。元々車が好きで同じモータースポーツで見た時にかっこいいなぁと思いました。他のバイク競技もあったんですが、スポンサー作りや競技以外で大変なことが多いと思ったし、オートレースはガソリン代もいらない(笑)同じセアというバイクで同じコンディション。バイク競技の中でもこれしかないと思いましたね。2輪というところで不安がありましたが、養成所で初めてバイクに跨って走った時はめちゃくちゃ気持ちよくて。これだ、頑張ろう!と思えました。

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AKI:ちなみに、車名の「ペアー」の由来はなんですか?

福岡:梨が好きなので梨の英語で「ペアー」になりました(笑)ただそれだけです。同期とかは意味込めて車名つけてるんですけど、自分がただ好きだから「ペアー」と付けてたら同期にめっちゃ笑われました(笑)

AKI:それでは最後にオッズパーク会員の皆様にメッセージをお願いします。

福岡:今の結果に満足せず自分の課題を克服できるようしっかり乗り込むしかないと思ってます。いっぱい練習してもっともっと上を目指せるように頑張ります。応援よろしくお願いします!

(写真は飯塚オートSNSより)

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