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オートレース選手インタビュー
軽快な走りが魅力|関口 隆広選手
2024年9月18日

浜松オート所属の29期・関口隆広選手にお話をお聞きしました。

(取材日7/29)

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—選手になろうと思ったきっかけは何ですか?

父親が好きだったので、一緒に付いて船橋に見に行っていてですね。もう、物心が付いた頃には一緒に行っていましたね。最初はうるさいので、ずっと耳を塞ぎながらだったんですけど、だんだんとなんか格好いいなあとなって。なれたらいいなって感じで。船橋によく行っていましたね。牧野さん(川口24期・牧野貴博選手)が好きでしたね。

—それで試験を受けたんですね。一発合格ですか?

はい、たまたま。29期はちょっとイレギュラーだったので、ラッキーでしたね。その時は40人合格していたので。合格通知が届いた時は嬉しかったですね。

—養成所の生活はどうでしたか?

もう、1日1日こなすのがいっぱいいっぱいでしたね。もう〜、帰りたい帰りたいで、でも、帰るわけにはいかないなって感じで。体力的にもきつかったですし、想像していた感じとは違っていたので、乗ることに関しても。ちっちゃい頃から見ているから、速くなれるつもりでいるじゃないですか。でも、全然そんなことなくて...。見るのと乗るのとは違って。元々、バイクにも乗っていなかったので、訳も分からずで。

—デビュー戦のことは覚えていますか?

あんまり覚えていないんですよね、デビュー戦のことは。同期と一緒に走ったってことぐらいしか覚えてないです。

—見るのと走るのでは違うということで、その後も結構大変でしたか?

そうですね。なんか、こんなつもりじゃなかったんだけどなと思いながらずっと...。もっと速い選手みたく、どんどんどんどん抜いていけるつもりで入ったんですけど、そんなんじゃなかった。

—今までで一番覚えているレースはありますか?

初めて優勝したレースは覚えていますね。嬉しかったのもありますし、なんか、変な感覚になったのは覚えていますね。あんまり緊張しなかったと言うか...。なんか、不思議な感覚がありました。それまでは優勝戦に乗るたびに変に気合が入っちゃうというのがあったんですけど、その時はそんな感じはなくて。

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—これまでで苦しかったことはありますか?

まあ、乗る方もなんですけど、整備が全然分からなくて。そういうので、なんか、自分なりにお金かけても全然良い方に行かない時は、う〜ん、どうしようかなってなりますね。そういう感性が全くないんでしょうね。いろいろ派閥の人にも相当教えてもらったんですけどね。

—師匠はどなたでしたっけ?

永冨さん(飯塚17期・元オートレーサー永冨高志選手)です。相当いろいろしっかり教えてもらってるんですけど、それを生かし切れないまま20年ですね(笑)。今になっても調整は全然分からないですね。

—エンジン的にどういう仕上がりを求めていますか?

突っ込みやすくなった時は成績がいいのかな。そういう風になればいいんですけど、なかなかうまく合わせられないですね。

—休みの日とかで日々、取り組んでいることはありますか?

特に今はないですね。一時、筋トレとかやってたりはするんですけど、定期的に怪我とかするので、やんなくなったりしての繰り返しです。

—デビューしてからずっと細いままで体形は変わってないですよね?

でも、10キロくらいは太りましたよ。デビュー当時からすれば。今は57、58あるのかな。48くらいがいつもみたいな感じだったので。

—当面の目標というか、今の課題とかはありますか?

課題はずっとなんですけど、しっかりスタートが切れるようにならないとっていうのはありますね。

—レース序盤の展開が変わりますもんね。

全然違うと思いますね。スタートがずっと切れないので...。クラッチの中身を換えてみたりとか、エンジンの吹かし方を変えてみたりとか、いろんな人にアドバイスをもらうんですけど、なかなかうまいこといかないですね。

—若い選手の中で速いと思う選手はいますか。

まあ、森下(浜松37期・森下輝選手)とか速いなあと思いますし、吉林(浜松36期・吉林直都選手)なんかも速いなあと思いますね。

—最後にオッズパーク会員の皆様へメッセージをお願いします。

一生懸命頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。

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