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オートレース選手インタビュー
グランプリ3連覇!!!|青山 周平選手
2024年10月10日

8月のお盆に伊勢崎オートで行われたSGオートレースグランプリ。今年も青山周平選手が見せてくれました!6日間完全V、3連覇達成!そして、表彰式では喜びを爆発!どんな一節間だったのかお聞きしてきました。

(取材日:2024年8月20日)

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AKI:グランプリ優勝おめでとうございます!!表彰式ではジャンプしたりととても喜ばれてる印象がありました!

青山:そうですね!6日も長いですしその疲れと、終わった!という解放感から喜びが溢れ出しました。嬉しいが1番でしたね。グランプリ前の飯塚ではクランクケースを替えてみて。それまでも悪くはなかったんですが、部品交換で何か上積みがあればと思ってやってみました。結果として良いところもあるけどセッティングを合わせる時間を考えると間に合わない感じがしてグランプリの初日交換していたケースを戻しました。初日はグランプリ2節前で地元を走った時を参考にしながらという感じでしたね。地元は走ってる回数が多いのと、直前に走っていたのが大きかったです。あとは、最近クランクをちょこちょこ入れ替えたりしていたのが良かったですね。今もなんですがクランク探しをしていて。乗ってるのも悪くないんですが3つ乗った中から1番良いのを選んでいきました。元々は1つのクランクを乗り潰す感じだったんですが、最近は色々乗ってみて試しています。チャレンジしてみようかなと思って。乗ってみてタイムをみたり着順みたり、最終的に判断していく感じですがどれも悪いという感じではないですね。なので、クランクの予備みたいなものはあります。

AKI:チャレンジしようと思ったのはなぜですか?

青山:んー飽きたから?(笑)今までのスタイルでもよかったんですが、また違うやり方というか。ダメなら今までのスタイルに戻せばいいやという感じ。何かチャレンジしてみたいなと思ってクランク探しをしています。

AKI:そんな中、6日間のグランプリ、完全Vを振り返るといかがですか?

青山:いやー長いですね、5日間が良いです(笑)けど、まさか完全Vできるとは思ってもいなかったです。最近は雨が乗れたり乗れなかったりが続いていて、開催の途中の雨もどうなるか分からない中ではあったんですが1着取れて嬉しかったですね。エンジンもいいのかな?という確認もできました。メンバーが揃うと雨もエンジンが良くないとと思っています。なので、雨でうまく走れない理由が自分でもよく分かってないのでさらにもどかしいと言うか。貢さん(伊勢崎22期:高橋貢選手)のようにどこでもどーんと構えられるような感じではないので、自分も「雨でも走れますよ!」と言えるような選手になりたいです。

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AKI:青山選手からみても高橋貢選手は凄いんですね!

青山:そうですね。優勝戦の前になんでか分からないけど緊張していて。多分、勝ちたいという気持ちが強かったというのがあって気をずっと張っていました。自分が思ってる以上にその気持ちが強くソワソワしてしまって落ち着いていない感じでした。そこに貢さんが来て「いつも通り頑張ってね!」と言われた一言で気持ちが落ち着いたというか。貢さんの言葉は色んなことを経験している中での言葉だからか冷静になれました。いつもの自分に戻れましたね。

AKI:優勝戦ですが1枠を取ることができました。スタートを振り返っていかがですか?

青山:みんな速いし、自分のベストを尽くそうと思っていました。グランプリの節はあまりスタートが切れてなかったんですが、3、4日目ぐらいにクラッチのパーツを変えたら感じが良くなってきて。タイミングも取れていなかったんですが、久々にパーツを交換したらタイミングも良くなりました。ただ、スタートして先行されるのは想定していて、行かれたら行かれたで潜り込んだりしようと考えていました。まずはスタートで少しでも先に行かれないようにだけ考えて、スタートに集中していました。1枠はもちろん有利ですが黒ちゃん(川口33期:黒川京介選手)には行かれるだろうと思っていたし、行かれたらその時考えようという感じで臨みました。さらに宏和選手(浜松32期:鈴木宏和選手)も飛んできて。宏和に関しては内の選手を潰してくれたのでよかったですね。

AKI:そのスタート後すぐにかわして先頭に立ちました!

青山:試走の感触も悪くなかったです。けど、節中にセッティングを色々やっていて悪くはないけどしっくりこなくて。準決までそんな感じだったんですが、優勝戦はこれかな?というセッティングにしてみたらそれが1番良くって。試走もレースも1番感触が良かったです。ベストな状態で挑めました。

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AKI:そこから残りの周回ですがいかがでしたか?

青山:試走よりすごく風が吹いてる気がして1、2周うまく走れなかったんです。そこから修正して走ったら上手く走れるような気がしたけど、やっぱりバックストレッチに入ると向かい風が強くて車速がうまく乗らなかったですね。そのあたりで捲られかけたりしました。半分くらい捲られてる時もありましたが、頑張って抜かれないようにコーナーに突っ込んでいきました。最後に内から入られた時は、「回れないかな?」というより「回るな!」と思いながら(笑)回れなかったら切り返そうと思っていた中で、抜かれた時はヒヤッとしましたが、結果的に張ってくれたので体勢は取れていたので抜き返すことができました。冷静にいけましたね。最終的に優勝できて凄く良かったなぁと思いました。半分くらいが去年と同じ優勝戦メンバーで、地元も1人で、みんなスタートも速くて。去年の優勝戦も「絶対スタート行ってやる!」という気持ちがみんな強くて。今年もみんな速いし狙ってくると思ってたけど去年の経験があったし、落ち着いてレースに挑めたのもありました。ゴールした瞬間は「やっと終わったー!」という感じでしたね。6日間も長いし、10周も長い(笑)

AKI:その終わったー!からの喜びだったんですね!

青山:そうですね。終わったから「よし、勝ったー!」となりました。ウイニングランの景色は優勝した人にしか見えない景色だから「この景色は俺の景色だぞ!」と。レース前の「あの景色は誰にも渡さない。」という気持ちで挑んで、結果優勝できたので良かったです。勝ちたい気持ちが強かったんですよね、おそらく。このレースだけは勝ちたい、取りこぼさないようにという目標もあったから。地元だし特別なのかな?なんなのかははっきり分からないけど「とりあえず勝ちたい。」と誰にも譲る気持ちはなかったです。今年から伊勢崎では優勝すると普通開催でもお客さんの方に行けるようになって、普通開催を優勝した時に「グランプリの時にまたここに戻ってきたいな。」と思ったんです。それもあったのか勝ちたい気持ちがいつもよりあったのかな。なので、勝った時の気持ち、今回はまた違う嬉しさというか「良かったな〜」と思いました。

AKI:戻ってきてから試走待機場所で木村選手(伊勢崎31期:木村享平選手)に抱きつきましたよね!(笑)

青山:とりあえず誰かに喜びを表現したくて(笑)抑えられない気持ちでついつい抱きついちゃいました(笑)あっちは受け入れ態勢はなかったと思うんだけど、こっちが勝手に抱きついちゃいました(笑)(後日談、木村選手は「おめでとう、先に帰るね」ということを伝えに行ったそうでびっくりしたと仰っていました(笑))

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AKI:その後は、福岡選手(飯塚37期:福岡鷹選手)も手招きして呼んでいましたよね!?

青山:鷹は本当に面白いやつだから(笑)きてくれたら歌わせようと思って。「歌う?」と聞いたら歌ってくれて(笑)最後は握手までしちゃいました。こっちがファンになっちゃう(笑)あと、鷹は速くなると思います。最近はバイク経験者で速い子も多いけど、鷹は本当にバイク素人であんなに速く走れるのは僕がデビューしてから見たことない。間違わなければ凄く速くなると思う。ただ、ああいうキャラだから間違わないといいけど(笑)本当に秘めたものはあると思うから、頑張って欲しいし、仁志さん(飯塚29期:阿部仁志選手)の弟子だから関わりもあるし、お互い刺激になるように、お手本になれるように頑張りたいですね。どんどん成長していって欲しいです。そうなると自分も頑張ろうと思えるので。

AKI:その後の表彰式はいかがでしたか?

青山:伊勢崎のお客さんは本当に熱いし良いですね!戻ってこれたし本当に最高です!いつもは年の前半はなんだか上手くいかないことが多かったんで、今年は序盤から良い成績残したいなと思っていたから4月のオールスターも優勝できて。その後もいくつか優勝できてぼちぼち調子が良かったので、後半失速しないように頑張りたいですね。消音マフラーでも優勝できてるしとても充実してますね。グランプリが終わってからは好きなもの食べて幸せだなぁ〜と噛み締めてました。休みの時も基本食事は気にしてますし、レース場に入ったら1食から1.5食なのでその分美味しかったですね。グランプリの帰りにパーキングで食べた普通の蕎麦がめちゃくちゃ美味しかった(笑)優勝してなかったらここまで楽しめなかったと思うし、努力が報われる人はごく僅かで、自分も悔しい経験をしてきたからこそ喜びを一層味わえます。

AKI:まだまだグレードレースも続きますし一休みしてまた頑張っていくという感じですね。

青山:はい。リフレッシュしてまたレース場で減量を意識して。この減量も習慣化してきてるので、今は無理せずできてるというか。食べすぎると体調が悪くなる感じがあって。いろんな面で食事の意識、減量は習慣化してきましたね。なので、ご褒美で食べるというのが今ですね。

AKI:それでは最後にオッズパーク会員の皆様にメッセージをお願いします。

青山:3連覇出来たのはファンの皆様の声援があって、スタート前もすごく盛り上がってるところも見れて後押しになり結果に繋がったと思います。ありがとうございます。まだまだレースは続くのでもっともっと盛り上げていけるように頑張ります!車券はオッズパークで買いましょう!!

(写真は伊勢崎オートSNSより)

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