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12月27日〜31日 川口オートの展望

2014年12月23日

 オートレースの祭典・スーパースター王座決定戦開幕!

 

 すっかり大晦日の風物詩になったスーパースター王座決定戦。各地区から今年活躍した選手が集結。31日の決定戦に向け、3日間トライアル戦が行なわれる。スーパースター戦に出場する16選手を、近況の気配も含めて考察する。

 まず戦場となる川口からただ一人参戦となるのは森且行。前走は山陽のGIで準決は5着止まり。成績的にはイマイチだったが、近況のエンジンは悪くない。この大会に向けてスタートの特訓もしているそうなので、鋭い飛び出しから逃げ態勢を作れれば見せ場も十分だ。なにより地元の声援は大きな力になるだろう。

 全国ランクナンバー1の永井大介は、前走が山陽のGI。本人としては不本意な結果に終わったが、エンジン自体は大崩れしているわけではない。SGの勝ち方はよく知っているし、川口走路にしっかり合わせれば今大会制覇に最も近い存在だ。

 全国ランクナンバー2は中村雅人。今年は、オールスターと日本選手権の2つSGを獲っている。スーパースターは前年度覇者でもあり、ディフェンディングチャンピオンとして連覇を目指す。前走の地元ではスーパーハンデで優勝戦は苦しんでいたが、それでも道中では高橋貢と青山周平を捌いていた。

 全国ランクナンバー3は青山周平。前走は地元で、優勝戦まで進んだものの8着に終わった。それでも難しいハンデ位置からスタートを決めていたように、切れ味はマズマズ良い。あとはどこまでエンジンを合わせられるか。前年のスーパースターでは、悔しい結果に終わったので、今回こそはとリベンジに闘志を燃やしているだろう。

 今期ランクで飛躍的アップを果たしたのは西原智昭。今年前半は連続優出もあり、特に活躍が目立ったが後半はやや失速。本来のスピードを失いかけていた。しかし、直近はやや立て直しの気配が窺えるので、大舞台での一発には警戒したい。

 伊勢崎からは絶対王者・高橋貢が参戦。今年は例年と比べてイマイチだったが、ここ何節かは本来の輝きが戻っている。SG最多V選手として存在感を示したいところ。前走は船橋で優出し4着。スーパーハンデからのレースで厳しかったが、流石の捌きを披露していた。エンジンの仕上がりは8割くらいか。残りの分は川口で仕上げていきたい。

 浜松からは3選手参戦で、ランク筆頭は木村武之。基本的にエンジンは良いところで安定している。前々走の川口では1着を3本重ね優出し準優勝。その後の地元開催でも動きは悪くなかった。スタート、捌き、スピードと三拍子が揃っている。

 今年大躍進を見せたのは佐藤貴也。特に、今年後半はほとんどのレースで3着までには入っていた。直前の地元開催と、その前の山陽GIではやや動きがニブったが、それまでの動きが戻ればSG初戴冠も夢ではない。鋭いスタート、強引な攻めはSG奪取に必須条件である。

 金子大輔はスーパースターは常連。安定感がウリの同選手だが、近況はやや不安定。前走の山陽GIでは、準決を突破できずに終了。それでもその前までは6連続優出しているし、スーパースターの雰囲気にも飲まれることはないと思うので、注目なのは変わりない。

 飯塚からは最多5選手が参戦。大将格の浦田信輔の前走は地元開催。早めに抜け出した竹谷隆を捕まえられなかったが、準優勝としっかりと追えていた。雨走路は不安が大いに残るが、晴れに関しては無類の強さを発揮する。今年7月からの良走路でのレースで、反則も含め3着以下になったのはたった5走。晴れならほぼ連対する成績だ。

 篠原睦は不安要素を着実に取り除いてきてる。スタート力、スピードは元々定評があったが、レース後半の動きにはここ何年も不安があった。しかし、今年に入り、その部分もだいぶ解消してきている。今回のような0オープン戦では、持ち味のスタート力は大いに活きてくるだろう。

 同じくスタート力が武器になるのは荒尾聡。去年のスーパースターから大スランプに陥っていたが、ここ数節でだいぶ動きが戻ってきた。過去にこの大会で何度も奇跡的なレースを見せているだけに、今回も最も警戒したい選手の一人。強烈なスタートからの抑え込みに期待したい。

 久門徹も意気揚々と参戦。近況、と言うよりこのところずっと成績は安定してない。それでも、良いレースをする日もあるので、それを3日間続けて出せれば王座決定戦への道も広がる。ここ一番での勝負強さは抜群で、穴党の方は試走タイムが出ない時ほど狙って面白い選手。

 滝下隼平は嬉しい初出場。伊勢崎で行なわれたオートレースグランプリでの優出が効いている。正直言ってオープン戦では厳しくなるほどスタートは不安定。ただ、それを補って余りあるスピードは魅力。スタートがソコソコこなせれば大駆けも十分ある。

 山陽からは2選手が参戦。浜野淳は前走の地元GIではイマイチだった。しかし、今年全体の流れを見るとそれほど悪くはない。魅力は大舞台での一発力。周りと比べて試走タイムがやや劣っても、抜群の飛び出しからの必殺の抑え込みがある。0オープン戦で最内に入ろうが、大外に置かれようがスタート一発がある。

 最後に角南一如。今年は川口のオールスターと飯塚の日本選手権でSG優出。オールスターでは準優勝する活躍を見せた。前走の地元GIではイマイチだったが、課題のスタートもやや良くなってきている。レース後半に威力を増すタイプで、8周戦なら見せ場を作れる。

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主な出場予定選手
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森 且行〔川口 S-10(25期)〕
永井 大介〔船橋 S-1(25期)〕
中村 雅人〔船橋 S-2(28期)〕
青山 周平〔船橋 S-3(31期)〕
西原 智昭〔船橋 S-12(28期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-4(22期)〕
木村 武之〔浜松 S-6(26期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-7(29期)〕
金子 大輔〔浜松 S-9(29期)〕
浦田 信輔〔飯塚 S-5(23期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-14(26期)〕
荒尾 聡〔飯塚 S-21(27期)〕
久門 徹〔飯塚 S-37(26期)〕
滝下 隼平〔飯塚 S-40(28期)〕
浜野 淳〔山陽 S-13(24期)〕
角南 一如〔山陽 S-23(27期)〕


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