5月31日〜6月2日 伊勢崎オートの展望
2019年05月30日
高橋貢と早川清太郎のツートップが地元で躍動!
今回の伊勢崎ナイターは3日間の短期決戦。地元のS級は全て前走が浜松GIで、思うような結果を残せた選手はいないが、地元に帰ってくればいつもの走りが期待できる面々。外来勢に付け入る隙はあるのか。
今節、主力を張るのは高橋貢と早川清太郎。高橋貢は浜松GIでは準決に3着で車券に貢献できたが、それ以外の4走は全て4着以下だった。高橋貢の実績を考えれば全く物足りない結果。早川も浜松では最終日に1着を取ったものの、4日目までは全く振るわなかった。ただし、早川はその前の地元では優勝しており、地元では無類の強さを発揮できる。高橋貢も地元なら本来の走りを披露してくれるだろう。
地元のS級は他に新井恵匠、内山高秀、西原智昭の3者。いずれも浜松では納得いく走りができなかった。ただし、今回は地元の一般開催なので、しっかりとエンジンを仕上げてくるか。
外来S級も好調な選手はいない。山陽の3者・佐々木啓、丸山智史、前田淳は前走の浜松では誰も1着がなかった。その中では佐々木が、その前の地元で優出し、復活の兆しを出していた。丸山は現在、厳しいハンデ位置に苦しんでいる。まだまだ成長の余地が大いにある若手なので、この苦境をいつかは打開してくるハズ。前田は浜松で白星こそなかったが、所どころで見せ場を作れていた。それをキッカケに上昇していきたい。
川口からのS級は平田雅崇と岩田裕臣。ともに前走は地元の4日間一般開催だった。平田は初日から連勝を決めていたが肝心の準決で5着。それでも最終日は2着を取るなど力走を見せていた。岩田はこのところ元気がない。何かしら復調の足がかりを掴みたい。
A級では、鈴木将光と佐久間健光が前回の伊勢崎ナイターで優出。どちらもスタートを含めてレース序盤に課題を抱えているが、道中で軌道に乗るとスピードを発揮できるタイプ。序盤の展開作りを頑張りたい。他では飯塚の藤川幸宏にやや良化のムードが感じられる。前走の浜松GIでは1着こそなかったが、シリーズを通して成績をまとめることができていた。
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主な出場予定選手
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高橋 貢〔伊勢崎 S-3(22期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-5(29期)〕
新井 恵匠〔伊勢崎 S-12(30期)〕
内山 高秀〔伊勢崎 S-20(26期)〕
西原 智昭〔伊勢崎 S-27(28期)〕
鈴木 宏和〔浜松 S-19(32期)〕
平田 雅崇〔川口 S-21(29期)〕
佐々木 啓〔山陽 S-29(23期)〕