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1月18日〜21日 山陽オートの展望

2020年01月17日

 山陽オート新年1発目はミッドナイトレース!


 

 山陽オートでもすっかり馴染み深くなったミッドナイトレース。今回は4日間の日程で深夜のバトルが展開される。今回出場する中で地元のランクトップは佐々木啓。長らく好調が続いており、今回もシリーズの核になりそう。

 その佐々木は前走が伊勢崎GIだった。ここでは予選中の得点が足りず、準決には進めなかった。しかし連日、試走タイムは出ていたしエンジン自体は良さそうだった。後半2日は試走26。タイムが出やすい時期ではあるが、この数字は全選手にとって脅威。最後方からの展開になっても、柔軟なレース運びで番手を上げていきそうだ。

 地元S級は他に3人。藤岡一樹も前走は伊勢崎GIだったが、肝心の準決は7着。優勝戦には進めなかった。それでも試走タイム自体はまずまず出ていたので、そろそろ復活の時を迎えそう。前田淳と人見剛志は前走が飯塚3日間開催。前田はこのところ軽いスランプに入っている。着順が良くないだけでなく、レース内容もパッとしない。何らかのキッカケを掴んで、いい時の走りを取り戻したい。人見は飯塚の初日に、苦手の重走路をこなして2着。波に乗るかに見えたが、その後は失速。今回は地元なので巻き返したい。

 外来S級は飯塚から篠原睦、川口から佐藤裕二、平田雅崇、鈴木清。篠原の近況はおおむね好調。前走となる地元3日間は、初日に5着で準決モレしたが、その前の3日間は初日から連勝を決め優勝戦も3着に食い込んだ。エンジンが良いのに加え、走路状況に影響されない対応力も強みの一つ。

 佐藤裕二は、前走の地元では準決3着で惜しくも優勝戦進出を逃した。エンジン自体は中堅上位で推移しているか。平田と鈴木清の前走は伊勢崎GI。平田は中間着が続き、エンジン自体は良くも悪くもない状態。鈴木清は後半2走で2着を2本。徐々に状態を上向かせてきた。

 A級では直前の飯塚で優出した田方秀和、五所淳、内山雄介に注目。田方は初日から連勝を決めた。現在は最重ハンの20M前に置かれており、だいぶ楽な展開で走れている。五所はイマイチな状態が続いていたが、ここにきてようやく良化の兆しが出てきた。内山も本来のスピードが戻ってきた印象。

 S級並みの実力を持っているのは岩見貴史、別府敬剛、重富大輔、東小野正道、岩科鮮太あたり。谷津圭治も捌きは的確で、混戦でも割って行ける実力を持っている。

 


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主な出場予定選手
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佐々木 啓〔山陽 S-26(23期)〕
前田 淳〔山陽 S-42(27期)〕
藤岡 一樹〔山陽 S-46(29期)〕
人見 剛志〔山陽 S-47(28期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-10(26期)〕
佐藤 裕二〔川口 S-24(24期)〕
平田 雅崇〔川口 S-36(29期)〕
鈴木 清〔川口 S-41(23期)〕


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