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1月27日〜29日 浜松オートの展望

2020年01月26日

 鈴木圭一郎が連続優勝を狙う!


 

 前回の浜松オートは3日間開催で、鈴木圭一郎が初日からオール1着の完全優勝で幕を閉じた。今回も同じ3日間開催。間隔が空いておらず、連続優勝も十分ありそう。

 その鈴木圭は優勝戦で試走27、上がり347の強烈なタイムを叩き出して優勝をもぎ取った。エンジンは最高潮。乗り手のリズムも上がってきてるので全てのレースで注目の存在。

 その優勝戦に乗っていたのは他に金子大輔、佐藤貴也、浅田真吾など。3者とも初日から連勝で優出を決めた。金子は優勝戦3着だったが試走28、上がり360の数字。この時期の仕上がりとしては十分で、優勝した鈴木圭が更に上回る機力を誇っていただけ。金子自身もけっして悪くはなかった。悪くないどころか十分な状態で、もっと上積みできれば鈴木圭を脅かす存在になり得る。

 その同期の佐藤貴は優勝戦で4着。こちらは試走30、上がり383の数字。試走タイムが出にくい佐藤貴なので、この数字自体は全く問題ない。優勝戦では5車並んだ外から2番目の枠でトップスタートを決めていた。持ち味のダッシュ力は冴えており、今節も早めの仕掛けを見せてくれそう。浅田は優勝戦8着だったが、最重ハンでも戦えている姿は頼もしい。最内に置かれる事が多いので、枠の利を生かしてキッチリ先行は決めておきたい。

 他に地元S級は中村友和、渡辺篤、鈴木宏和、笠木美孝、青島正樹など。この中では渡辺篤の状態がいい。前走の地元は準決3着で優出を逃したが、それ以外の2走はともに連対。更にその前の伊勢崎GIでは優勝戦まで進んでみせた。中村友と青島の師弟コンビもエンジン状態としてはマズマズといったところ。鈴木宏と笠木はエンジンが並かそれ以下。早めに立て直しを図りたい。

 外来で注目は永井大介。実力者の永井は今年2節を消化して、まだ優出がない。前走の伊勢崎GIでは準決モレの憂き目にあったが、エンジンは試走タイムが出ていたように悪くはなさそうだった。同期の森且行はエンジン状態ソコソコ。前走の地元4日間開催は準決こそ4着だったが、それ以外の3走は全て1着。冬場に好成績を残す傾向がある森なので、今は積極的に狙ってみたい。

 伊勢崎からは吉原恭佑、三浦康平、西原智昭が参戦。吉原は1月23日が最終日だった開催で優勝戦に進んでいた。結果は4着だったが、そこまでの3走は悪くない内容だった。三浦は初日から連勝を決めたが、準決は3着で惜しくも優出を逃した。西原は前走が地元のGI。シリーズを通して白星がなく、イマイチな結果に終わったので今回は巻き返したい。


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主な出場予定選手
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鈴木 圭一郎〔浜松 S-1(32期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-5(29期)〕
木村 武之〔浜松 S-13(26期)〕
金子 大輔〔浜松 S-17(29期)〕
永井 大介〔川口 S-9(25期)〕
森 且行〔川口 S-29(25期)〕
吉原 恭佑〔伊勢崎 S-15(32期)〕
三浦 康平〔伊勢崎 S-35(28期)〕


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