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2月3日〜6日 浜松オートの展望

2020年02月02日

 青山周平がシリーズの核に!


 

 前回の浜松オートは、中村友和が快走を見せて優勝をもぎ取りシリーズを終えた。今回、その中村友は不在。外来から強力な一車が来場する。青山周平だ。現在絶好調で他の選手で勢いを止められるかどうか。

 先述の青山は、前走の地元4日間開催で完全優勝。優勝戦は不安定な走路状況だったが、8号車ながら高橋貢や早川清太郎より先行し、待ったなしの攻めで先頭に踊り出た。準決では試走27、上がり365の好タイムをマークし、エンジンも乗り手も最高潮だ。スタートも切れており、よほどの事がない限り、今回も優出はノルマ。連続優勝まで十分視野に入っている。

 対する地元勢の筆頭は佐藤貴也。前走の地元4日間開催は準決3着で優出を逃したが、エンジン面はおおむね悪くなさそうだった。今回は地元勢を引っ張っていく存在になる。浜松2番手は木村武之。木村武は長期欠場から復帰して2節を消化した。今年はまだ優出がないが、試走タイムはソコソコ出ているようにエンジン的には戦える状態にある。乗り手の方が完全復活さえすれば優勝争いに加わってこれる実力を有している。

 伊藤信夫はマアマア好調。前走の山陽では優勝戦まで進出していた。今年は4節走って優出が2回。この時期らしいスピード戦にもしっかりと対応できている。青山との直接対決があるようなら、スタートで先行して早めにリードを作っていきたい。青島正樹もエンジン面はマズマズで推移中。武器のスタート力を遺憾なく発揮したい。

 外来S級は青山の他に川口から3者、山陽から2者。山田達也は前走の伊勢崎4日間開催では、準決3着で優出を逃したが、初日から2着2本。更にその前の地元ではしっかりと優出していた。今年はまだ白星がない点は気がかりだが、山田達らしい追い込みは決まっている。黒川京介は今年、まだ波に乗れていない。ただし、まだまだ伸び代が大いにある若手選手。1走ごとの成長は楽しみだ。鈴木清はエンジン状態ソコソコ。速攻を武器に中団を切り裂いていける。山陽からは前田淳と藤岡一樹が来場。どちらも近況はイマイチなイメージだが、底力はかなりあるので上昇のキッカケを早く掴みたい。

 A級では岩科鮮太が前走の地元で優出。違う浜松開催では川口の山田真弘が優出。高橋義弘は地元のお正月開催以来の出走だが、その節では優勝戦まで進んでいた。稲川聖也はまだ優勝の経験はないが、前走の山陽で優出するなどその機運は高まっている。


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主な出場予定選手
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佐藤 貴也〔浜松 S-5(29期)〕
木村 武之〔浜松 S-13(26期)〕
伊藤 信夫〔浜松 S-22(24期)〕
青島 正樹〔浜松 S-48(22期)〕
青山 周平〔伊勢崎 S-2(31期)〕
山田 達也〔川口 S-12(28期)〕
黒川 京介〔川口 S-38(33期)〕
前田 淳〔山陽 S-42(27期)〕


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