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6月5日〜8日 浜松オートの展望

2020年06月04日

 鈴木圭一郎の独壇場になりそう!


 

 浜松オートの前節はGIゴールデンレース。そこから1週間と間を空けずに今度は4日間の一般開催が行われる。先のGIで優勝したのは鈴木圭一郎で、今回も出場となる。この鈴木圭を中心にシリーズが展開されていきそう。

 鈴木圭は仕上がり万全。GIの優勝戦では上がり3・328を叩き出し、後続を引き離してみせた。雨上がりの走路、8周回とタイムの出やすい状況ではあったが、この数字は驚異的。レース間隔も空いておらず、連続での優勝も十分だ。

 地元S級は他に6人の予定。この中で前走のGIで優出したのは渡辺篤。準決では鋭い走りを見せ2着に入ってみせた。優勝戦は6着だったが、流れとしては悪くない。今回も初日からスピードあるレースを披露しそう。

 佐藤貴也は準決3着で優出はならなかったが、その前までの動きからすれば良化の気配が出ていた。シリーズを通して大崩れはしておらず、ここから本来の姿を取り戻すか。その同期の金子大輔は見せ場が少なかった。しかし、試走タイム自体はそこそこ出ていたので、エンジン面はそこまで心配ないか。木村武之は初日に1着があったが、そこからは失速。今年はまだ良い流れに乗れていない。伊藤信夫と青島正樹も成績は振るわなかった。どこかしらで立て直しを図りたい。

 外来S級は伊勢崎から松本やすしのみ。前走は今回と同じ浜松のGIだった。3日目に白星はあるが、全体的にはイマイチの結果。しかし、その時の経験を活かし、少しでもエンジンを上向かせてくるかも。

 A級では松山茂靖と柴田健治が前走のGIで優出。松山は優勝戦のレース後半の動きが良く3着入線。シリーズ中は2日目から上向いてきた印象。試走タイムは出ない傾向がある選手なので、配当的に人気薄になるようなら積極的に狙ってみたい一人。柴田健は初日から軽快な動きを見せ、準決も1着で通過した。優勝戦ではトップスタートを切ったものの、最重ハンの強豪に割り込まれ4着の結果。エンジン自体は安定していると言え、今回も楽しみな一車。

 他では花田一輝と落合巧の33期コンビが元気一杯の走りを見せていた。藤波直也と平塚雅樹も車券に絡むシーンが多く、勢い持続なら今回も活躍しそう。ハンデ的に展開を活かせそうなのは石貝武之。独走に入れるようなら強豪を振り切れるかも。


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主な出場予定選手
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鈴木 圭一郎〔浜松 S-2(32期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-11(29期)〕
金子 大輔〔浜松 S-15(29期)〕
木村 武之〔浜松 S-17(26期)〕
伊藤 信夫〔浜松 S-25(24期)〕
渡辺 篤〔浜松 S-27(31期)〕
青島 正樹〔浜松 S-38(22期)〕
松本 やすし〔伊勢崎 S-46(32期)〕


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