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4月1日〜4日 伊勢崎オートの展望

2021年03月31日

 今年度も青山周平がトップを持続!

 

 今年の伊勢崎ナイターは4月1日から始まる。今節から新ランクが適用されるが、全国ランク1位の青山周平はそのままトップに君臨。伊勢崎で3番手のイメージだった早川清太郎が全国3位にランクアップし、絶対王者・高橋貢を抜いて伊勢崎2位になった。他にも岩田行雄がS級に復帰するなど、戦力図には多少の変化が感じられる。さて、どのようなナイターシリーズになるのか。

 青山は絶好調。前走のプレミアムカップでは初日こそ2着だったが、それ以降は全て1着で優勝を決めてみせた。今年の青山は26走して21回1着を取っている。驚異の1着率だ。新年度になっても快進撃は止まらないだろう。今回も当然の優勝候補。初日から白星を量産しそうだ。

 早川は今年の初めに伊勢崎GIを走って以来の地元走路。主に記念レース回りが続いていた影響でもあるが、元々は地元走路で実力を何割か増しで発揮できるタイプ。エンジン自体は悪くないので、今回でそろそろ今年の初優勝を決めるか。高橋貢が伊勢崎で3番手になるのはいつ以来だろう。思い返せないが、長らく伊勢崎でトップに君臨しつづけ、青山が移籍してからはその座を譲っていたが、3番手にまでなるのは想像がつかなかった。それでも今年は2度の記念優勝があるなど、走力は全く衰えていない。再び伊勢崎2番手、もしくはトップにまで返り咲くべく、気合を入れ直してくるか。

 新井恵匠、内山高秀などはエンジン状態がイマイチ。新井恵は今年に入り3度の落車があるなど、特に安定していない。まずはエンジンのベースをしっかりと作りたい。内山も大崩れしている訳ではないが、パッとしないレースが多い。何かのきっかけで調子を上向かせたい。岩田行は先述の通り、S級に戻った。現在のエンジン状態は並だが、還暦を数年越えた今でも走りの方は果敢。仕掛ける態勢がそこまで整っていなくても、インに突っ込んで行けるハートを持っている。

 川口からS級の参戦は中村雅人や岩田裕臣など。中村雅は今年、地元で2節連続完全優勝があるなど存在感を示している。前走の地元でも優出3着するなど、エンジンレベルは高い位置にある。岩田裕はスタート力を武器に、有利な展開を作れる事が多い。それでも勝ち切るまではなく2、3着が多い印象。

 伊勢崎A級では野本佳章に注目。前走の地元で自身初となる優勝を決めた。それも初日からオール1着の完全優勝だった。スピードに加えて捌きの方にも一定の成長が見られている。その優勝戦には新井淳、塚越浩之、鈴木将光、伊藤正真も乗っていた。新井淳は準優勝で、スタートが切れていた。塚越はハンデ位置を味方に粘りの走りができている。鈴木将はその前の川口から連続優出中。伊藤正真は徐々に全国ランクが上がってきている。


 ※3月29日時点。当日は欠車などにより、メンバーが変更になる可能性があります。

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主な出場予定選手
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青山 周平〔伊勢崎 S-1(31期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-3(29期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-10(22期)〕
新井 恵匠〔伊勢崎 S-20(30期)〕
内山 高秀〔伊勢崎 S-25(26期)〕
岩田 行雄〔伊勢崎 S-28(15期)〕
中村 雅人〔川口 S-6(28期)〕
岩田 裕臣〔川口 S-26(31期)〕


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