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6月20日〜22日 飯塚オートの展望

2021年06月19日

 34期勢からの突き上げがありそうなシリーズ!


 

 飯塚オートはナイターからのリレー開催で、今度はミッドナイトレースが始まる。出場するS級は2名で、A級やB級の中からも優勝争いに名乗りを挙げる選手が現れそう。深夜の激戦を制するのは...。

 そのS級は篠原睦と丹村飛竜。篠原は前走の準決がイマイチで優勝戦には進めなかった。ただし、その前のGIから節またぎで3連勝を決めるなど、エンジン自体は悪くなさそうだった。今回は出場する中でランク断然のトップ。スタートからその存在感を存分に見せ付けてくるだろう。丹村は雨巧者が揃った準決で5着。優勝戦には進めなかったが、エンジン自体は並程度あり、底力を加味すると今回は優出できそう。

 A級では越智尚寿や前田淳、松尾隆広が前走のナイターで優勝戦まで進んでいた。越智は今、最重ハンの10M前からのスタートとなっている。最重ハンでも通用するだけの地力があるので、このハンデ位置は大いに魅力。エンジンも高位で推移している今は絶好の狙い時。スタートの切れ自体も良い。前田はエンジンこそそこまで良くはないが、ここ一番の大事な所で勝負強さを発揮できる。武器はスタートとイン強攻。展開がうまく向けば、連続での優出も十分あり得る。松尾隆はオール2着で優出。近況はパワーある走りを見せられている。

 他で調子が良いのは高宗良次や辻大樹。高宗はここ数節、ずっと良い走りができている。エンジンが良いのはもちろんだが、乗る方にも思い切りの良さが出てきた。スタートも切れるし重走路も苦にしない。そろそろ自身初優勝を決めても何もおかしくない。辻はマズマズのエンジン状態を保てている。スタートが早く、ハンデ位置も魅力なので得意の速攻に期待できる。

 西村義正も気を吐いている。エンジン状態は中堅より少しいい状態が続いている。近況はスタートが良く切れており、レース序盤で有利な展開を作る事が増えている。乱戦でも重走路でも力を発揮できるのは大きな強み。

 B級では川口裕司が前走で優出していた。34期ながら、すでに3度の優勝を誇り、同期の上和田拓海と共に34期を引っ張っていく存在になっている。準決では課題の重走路を克服し、更に総合力が増している。その同期の藤川竜も近況は急成長を見せている。今のエンジンに乗り戻ってからは連対率が驚異的に上がっている。1級車の特性を掴み出している様子だ。道智亮介もデビュー時を考えれば、だいぶ走りが良くなっている。特に重走路では自信を持って走れている。



 ※6月18日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。


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主な出場予定選手
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篠原 睦〔飯塚 S-13(26期)〕
丹村 飛竜〔山陽 S-37(29期)〕
高宗 良次〔飯塚 A-26(32期)〕
辻 大樹〔飯塚 A-53(28期)〕
越智 尚寿〔飯塚 A-84(25期)〕
前田 淳〔山陽 A-15(27期)〕
西村 義正〔山陽 A-98(17期)〕
川口 裕司〔飯塚 B-53(34期)〕


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