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10月26日〜29日 山陽オートの展望

2021年10月25日

 岩崎亮一が復活の狼煙を上げている!


 

 今回の山陽オートは昼間の4日間開催。S級は地元よりも外来勢の方が多く参戦するが、地元勢の調子もまずまず。A級の中にも好調な選手が散見され、見応えあるシリーズになりそう。

 今回の地元エース格は岩崎亮一。前走は地元で優出し3着に食い込んだ。予選道中はオール連対で通過していたし、その前の飯塚でも優勝戦まで進出していた。今期からS級に復帰したが、それに見合うだけの走りを見せている。このまま完全復活を目指し、初日から力走を見せてくれそう。

 他に地元S級は丸山智史、丹村飛竜、藤岡一樹。丸山の前走も地元だった。ここでは準決で5着になり優勝戦には進めなかったが、それ以外の3走は全て車券に絡めていた。その前の飯塚SGでも5走中4回、車券に貢献できていた。エンジンはおおむね良好。捌きの方も着実に上達しており、後方から追うレースになっても好走できている。 丹村は前走の地元は準決5着だった。ただ、それ以外の3走は全て1着。その前の飯塚では優出しており、エンジン的には十分戦えるレベルにある。藤岡はエンジンが散発傾向。近況は良くない時の方が多いが、前走の最終日で白星を取れていたのは好材料か。

 外来S級で特に注目なのは伊藤信夫と浦田信輔。伊藤信は前走の地元で優出。結果は8着だったが、ここ最近はエンジンを中堅上位で保てている。スピードが出やすい時期にも入っており、伊藤信の持ち味が存分に発揮されるだろう。浦田は前走の浜松で思うような着を残せなかったが、試走タイムはよく出ていた。エンジン自体は悪くなさそう。

 田中茂と久門徹は前走の地元ミッドナイトで優出。田中茂は優勝戦で3着。シリーズ中は5走して4着以下がなかった。エンジンは安定している。久門は優勝戦5着。エンジンはまずまずで悪くはない。スタート一気からの仕掛けに期待できる。岩見貴史と鈴木宏和も近況は悪くない。どちらもスタートが大きな武器で、レース序盤に鋭い攻めを披露する事が多い。短ハンデ戦になるようなら威力は倍増する。

 A級では金山周平が前走の飯塚ミッドナイトで優勝。シリーズ中は全て車券に絡めていた。最重ハンの20M前からの競走で、ハンデ的に恵まれていた感はあるが、元々はセンスの高い選手。この優勝をキッカケに再び快速レースを見せてくるか。他では深谷俊太が前走の地元GIIで優出。大きな成長を見せている。同期同地区の佐藤大地も前走の地元4日間開催では、2日目から3連勝。だいぶスピードが出てきた。


 ※10月24日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。

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主な出場予定選手
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岩崎 亮一〔山陽 S-22(25期)〕
丹村 飛竜〔山陽 S-29(29期)〕
伊藤 信夫〔浜松 S-8(24期)〕
鈴木 宏和〔浜松 S-16(32期)〕
浦田 信輔〔飯塚 S-18(23期)〕
岩見 貴史〔飯塚 S-30(29期)〕
田中 茂〔飯塚 S-38(26期)〕
金山 周平〔伊勢崎 A-81(27期)〕


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