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十勝岳特別(帯広)

障害良化アアモンドヒューマが連勝を伸ばす
生駒　有輝夫

　連勝中で勢いに乗るアアモンドヒューマ。課題の障害も安定しており、今のカカリなら増量にも対応可能。力もつけているし、３連勝期待。安定した走りを続けるキンメダルが相手も、積極策を打てればフェアリースズの一変十分。斤量に慣れ見込めるナカゼンガキタ、好調カクセンキングに注意。

　アアモンドヒューマは特別条件となった前走でも課題の障害をひと腰でまとめ直線余裕を持って抜け出しと好内容で完勝。今回は賞金ハンデの増加にともなって740キロとなるが、前走同様に息を入れての追走が可能だし、大きく手間取る心配はない。地力強化も目立ち、３連勝期待。

　キンメダルは特別条件で馬場の脚抜きが悪くなった前走は障害で止まったが、二の腰を入れてふた腰。終い伸び切れず結果４着も、735キロでもスムーズな走りができていた。前走と同条件で斤量２度目のここならひと腰が可能。障害で余分な腰を使わなければ末の粘りも増す。巻き返し十分。

　フェアリースズは近２走消極的な走りが続き、持ち味である登坂力を生かした走りができていない。この中に入っても力で見劣ることのない馬。積極的な競馬を仕掛けて行ければ一変も十分に可能。

　ナカゼンガキタは斤量が増加された前走は障害で膝折りも、立て直されてからは腰を入れてふた腰。斤量２度目で慣れが見込める。本来は巧者だし、ここならひと腰が可能。見限りは禁物。

　カクセンキングは昇級で特別戦と一気に条件は厳しくなるが、障害が安定している今なら克服しても不思議はない。デキも良く、注意したい。

※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 7→6 7→1 7→8 7→5 6→7 1→7