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全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
１０月から３歳馬が一般格付け。Ｃ級では幅をきかせているが、Ｂ級ではそうでもなかったりする。もっとも、ここまでまだ到達していないこともあろう。今回は３頭がエントリー。距離がいいメモリーエアシップにトーホウロゼリア、きっかけをつかんだセイカリスに注目したい。古馬では末脚の安定感が光るアークフリゲート、シンゼンハッピーに勢いはとどまるところを知らないドリームアイあたりをピックアップ。
◎(８)メモリーエアシップ…Ｃ級とはいえテンにゴチャつきながらネジ伏せた。中央の良績は１７００ｍ以上。勝ち組でもこの距離なら。「ゲートを出て行かない感じで位置取りが悪くなった。それでもＣ級なら何とかなったが、Ｂ１特別だと甘くないのでは」。
○(７)トーホウロゼリア…中央（０３２11）は芝の中距離。陣営も芝向きを認めるが、距離を求めてあえて勝ち組へ希望出走してきた。意欲を認めたい。「跨っていても芝馬っぽさを感じるが、忙しい距離よりもゆったりした距離のほうが合うので、ここへ申し込んだんだ。持ち味は発揮してくれるはず」。
▲(６)セイカリス…中央未勝利から転入すると３連勝。３歳戦上位で足踏みしたが、出来の問題もあったはず。本来の走りを取り戻したのなら。「前走は鞍上がうまく導いてくれました。折り合いがつくので距離はこなせそうですし、前々で運べばしぶといタイプですからね」。
△(５)アークフリゲート…中央時は新馬勝ちを含めほぼ芝。地方の砂に慣れた結果がこの２走だろう。１キロ増だが距離を味方にもう一丁。「前走が期待通りの勝ちっぷり。勝ち残りで１キロ増になるが、苦にするとは思えないし、１８００ｍにも不安はない。上鞍で活躍を見込んでいる馬だし、楽しみだよ」。
×(１)シンゼンハッピー…Ｂ－１特別(2)(6)(5)着。降級をバネにまた勢いづいてきた感。この距離でＣ－１特別勝ちもある。「距離の長短は問いません。今回もテン乗りになりますが、この馬の持ち味を引き出してほしいですね。あとは力関係でしょう」。
×(２)ドリームアイ…笠松から名古屋に移って５連勝。水が合うとはまさにこのこと。逃げ差し自在に大ベテランといいハーモニーを奏でている。「具合の良さが手に取るように分かる。１８００ｍがどうかだけだろう。勝ち組でも自在に立ち回って連勝を伸ばしたい」。
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
馬単 8→7 7→8 8→6 6→8 8→5 5→8 8→1 1→8 8→2 2→8
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