おすすめ注目レース
■2021年11月24日
第17回 笠松グランプリ(SP1)3歳以上 ・オープンサラ系3歳以上 別定(笠松)
2週連続V狙うベテランの手綱捌きに期待
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 1着賞金1千万円。春のオグリキャップ記念、秋の笠松グランプリが笠松競馬場の名物レースだ。毎年、強力な遠征馬がやってきてかっさらっていくが、今年も懲りずに判官贔屓で名古屋メイソンジュニアから。昨年は対抗印で期待したが、まさかのしんがり負け。時計勝負が?と思ったものだが、元を本せば中央芝のオープン馬。慣れるにつれ強敵相手でもいいところを見せるようになってきたし、鞍上は先週、東海菊花賞を代打で勝利に導いた戸部尚実騎手。お手馬でもう一丁といきたい。相手は遠征馬のコパノフィーリングコウエイアンカダノングッドアザワクタイセイサクセサーの食い込みがあればさらに倍?

◎(8)メイソンジュニア…ゴールド争覇は3着に終わったが、休み明けだったしあの流れでは仕方なし。切れ味比べならヒケは取らない。「追い切りが納得の動き。叩いてよりピリッとしてきましたね。ベストの距離ですし、コースも合っているので期待しています」。

○(3)コパノフィーリング…初の園田も難なくクリア。さすがは温かいうちに中央オープンから下がってきただけはありそうだ。もう170m延びても!? 「遠征でも頑張ってくれたね。その後はここを照準に調整。初コースと距離延長に対応して、流れに乗った競馬ができればだろう」。

▲(9)コウエイアンカ…前走はここへの叩き台だし59キロ。それであそこまで来たのは地力の成せる業だろう。流れひとつで突き抜けていい。「追い切りの動きも良かったし、変わらず順調にきている。掛かる面があるので、ある程度流れれば好勝負に持ち込めると思う」。

△(4)ダノングッド…9歳でも遠征して好勝負多数。前走はさすがにうまくいきすぎだが、厳しい競馬になってもしぶとく伸びる。高知の高齢馬は侮れないので。「前回は枠と位置取りが良く、絶好の競馬ができたね。今回はさらに相手がそろうけど、ここに向け順調にきたし、上位を目指して頑張ってもらいたい」。

×(12)アザワク…ベストは1000mだけに初の1400m克服がポイントだが、スピードはここでも最上位。自分の競馬をするだけだ。「前走の勝利は自身がランクアップした証拠。心身ともに充実しているので行きっぷりに余裕がありますね。1400mはギリギリ守備範囲という距離ですが、小回りがバックアップしてくれるでしょう。スピード勝負に徹しますよ」。

×(7)タイセイサクセサー…出はよくなかったが、いつの間にか先団に取り付き、3角先頭の強い競馬。相手関係は一変したが、2走目の上積みを加味すればもしかしないか? 「初戦も強い競馬だったが、今回は追い切りの時点から違う。距離もほぼベストだし、この条件でどこまでやってくれるか」。 



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 8→3 3→8 8→9 9→8 8→4 4→8 8→12 12→8 8→7 7→8
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