おすすめ注目レース
■2021年12月1日
鯖(さば)特別A3サラ系一般 定量(名古屋)
こんなものではないはず スプリングメドウ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 古馬初対戦となった前走が案外だったスプリングメドウ。だが、3歳重賞戦線で相手なりに走り、金沢遠征でも見せ場を作っているだけに、あんなものではないはず。古馬2走目、距離延長であらためて注目したい。無難にいくならブルーヘスターエグジットラックあたりだが、面白いのは距離の相性がいいギガドルマ。あるいは差し馬ぞろいのぶん、前で運んでもうひと押し不足を補えそうなサウンドテーブル

◎(10)スプリングメドウ…初の古馬戦、距離不足の1400mとはいえ見せ場がなかった前走だが、陣営の感触は悪くない。この距離なら、そしてテン乗りの山田騎手が新味を引き出せないか。「この中間は乗り込み量を増やして、追い切りもしっかり。変わり身を期待したい。今回はホライゾネットを外してみるよ」。

○(9)ギガドルマ…折り合いに課題のある馬だが、そのわりにこの距離の走りはいい。ここもじっくり運んで末脚に懸ける。「2走前に勝った距離ですが、折り合いに課題を抱える状況なのでアテにはできません。ただ、出来そのものは寒くなって上向いていると思います」。

▲(3)ブルーヘスター…ここ3走は交流重賞にオープンの準重賞。前走に不満はなきにしもあらずだが、相手関係はかなり緩和している。「今回は適度に間隔があるので、強い追い切りを消化した。動きも良かったよ。これまで強いところにぶつけてきたから、今回に生かしたい。天気予報では雨が降りそうだし、脚抜きのいい馬場が得意な馬だけにありがたいね」。

△(2)エグジットラック…テンに行けず後方からになるのがネックだが、スタミナにモノを言わせて追い上げてくる。馬場が向くようなら。「この中間も至極順調で安定した状態と言っていいでしょう。今回は適鞍ですし、勝ち負けの期待を懸けたいですね」。

×(6)サウンドテーブル…中央時、のちに芝からダ1800mへシフトし、1勝クラスで2着多数。ここは前々で運べそう。その利を生かして。「サッと追って変わりのない状態で推移しています。この馬の力は出してくれるでしょう」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 10→9 9→10 10→3 3→10 10→2 2→10 10→6 6→10
 初心者にもオススメ!AI予想