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■2021年12月16日
第8回 ジュニアキング(P)2歳 ・オープンサラ系2歳 別定(笠松)
なんだかんだ堅実 シャローナ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 現在、笠松2歳戦線のトップを走るのは秋風ジュニア、ジュニアクラウンを勝ったシルバと、名古屋・ゴールドウィング賞を勝ったドミニク。この2頭がいなければシャローナに順番が回ってきてもいいと思う。ただし、道営2勝馬のアドマイヤガール、好枠を引いたカントリードーロ、実際に先着歴のあるイイネイイネイイネ、前走が高く評価されているイルマーレがいて、簡単にはいきそうにない。

◎(3)シャローナ…いまだ4着を外さぬ堅実駆け。行くにしても差すにしてもやや決め手不足だが、競馬のうまさでここも上位争い。「どう乗っても勝ち切れないが、上位争いはできている。メンバーも手薄になっているし、この顔ぶれなら立ち回りひとつで」。

○(2)アドマイヤガール…初勝利は逃げ切り、2勝目はハマッたわけではないのに余裕の差し切り。未知な面はあるが、同時に不気味さもあり。「見栄えはもうひとつだが、直前に勝っているし、ひとまず態勢はできている。前走のような競馬も可能なので、距離適性があれば」。

▲(1)カントリードーロ…5頭立て、逃げ有利の馬場、チャレンジ2と同日の1組とはいえ、前走が余裕の勝ちっぷり。行ければ距離もこなしそうだ。「前走は理想の形に持ち込めたけど、強かったんじゃないかな。引き続き同じ鞍上も心強いし、距離に対応できればチャンスは十分」。

△(5)イイネイイネイイネ…ジュニアクラウンでは僚馬シャローナに先着しているし、前走では1600mのゴールドウィング賞を経験した。この相手なら。「前走は4角で進路がなくなり、ブレーキを踏むロスがあった。それがなければもう少しやれたのでは。地元戦で見直したい」。

×(6)イルマーレ…2走目で初勝利を挙げ、3走目は初距離でも粘り腰を見せた。さらに距離は延びるが、あれなら楽しみが勝る!? 「稽古も手加減せずやれるようになったし、良化の一途。距離を含めて力試しだが、先につながるレースを期待したい」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 3→2 2→3 3→1 1→3 3→5 5→3 3→6 6→3
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