ヨシノリッキーは2度の長期ブランクがあって9戦のキャリア。まだまだ伸びしろ十分だし、一連の走破時計からC1昇級でも割り引く必要なし。攻め馬の動きも上々だし、連勝を期待できる。ボブテイルは掛かる心配があるため終い勝負の形になっているが、その意味で引き続き主戦騎手騎乗というのは心強い。クロシンジュの前走は好位の内回りで(2)着馬とクビ差。ハナが理想だが、この枠、並びなら前走同様の戦法か。後半の脚確実なソリスルクス、グランプリシップや、勢いのあるマオノヴァイザーにも要注意。
◎(3)ヨシノリッキー・・・4歳ながら2度の長期ブランクがあったことでキャリアはまだ9戦だけだが、馬券圏内を外したのは相手関係と展開が厳しかった5走前だけ。伸びしろ十分だし、4走前の勝ちタイムはその週に行われた1400m戦のなかで3番目に速い時計であり、机上の計算ではC1クラスでも通用可能とみる。連勝期待。
○(2)ボブテイル・・・4勝はすべて3歳単独戦でのもの。ただ昨年、古馬混合となっての初戦・B2-1組戦で、現在B1で好走中のゼンダンリュウから小差3着というのがあるし、その後も現在に至るまでこのクラスで2着1回3着4回と常に上位争いを繰り広げている。また、主戦である鴨宮Jとのコンビでは(3.3.5.0)とオール馬券対象。ここも末脚不発の心配はなさそう。
▲(4)クロシンジュ・・・昇級後は3連続6着と足踏みが続いたが、ここにきて一歩ずつ前進中。ハナが理想だが、前走は好位から終始内々を立ち回る競馬で2着とクビ差の3着に踏ん張ったし、持ち時計も一気に縮めてきた。この中間の追い切り内容も良く、いよいよ勝ち負けのラインが見えてきたか。
△(10)ソリスルクス・・・近5走で4着以下に沈んだのは、3角で内に進路変更したところ詰まってしまい、一旦減速する形となってしまった2走前だけ。それに中距離戦だと序盤なだめながらの追走になるレース振りやゴール前の切れ味を見ても、今回の1400m戦の方が向いているように映る。
△(6)グランプリシップ・・・後半勝負のタイプなので差し届かないケースもあるが、決め手自体は9歳となった今でも最右翼。前走はJCSファイナルステージのため鞍上テン乗りだったが、それでも3角手前で仕掛けられると好反応、メンバー2位の上がりで脚を伸ばしてきていた。乗り慣れた鞍上に戻るのは好材料だし、流れひとつで大逆転も。
△(9)マオノヴァイザー・・・昨年は3月時点でC3級に所属、そこから勝ち星を重ねてC1級でも1勝2着1回の結果を残した。今年もほぼ同様のパターンを歩んできてのここだけに、昇級戦でも要注意。
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馬単 3→2 3→4 3→10 3→6 3→9 2→3 4→3 10→3