昨年の同競走勝利ラッキードリームや現3歳世代トップのスマイルミーシャなど、豪華な顔ぶれとなった園田金盃。その中でも前走上々勝利のツムタイザンを単不動の評価で本命に推す。前述のラッキードリーム、スマイルミーシャも実力確か、上位争い必至だろう。フィアットルクス、エコロクラージュ、アキュートガールも流れひとつで圏内まで。
◎(11)ツムタイザン…今年に入って中距離戦へ転向するもシッカリと結果を出せており、使うごとに折り合い面も着実に良化。夏場は少し暑さに苦しむ姿もあったが、そんな中でも重賞・摂津盃を力強く制した。休養明けで58キロを背負った前走は好位インで折り合い、先に抜け出した2着馬をキッチリ捕らえて快勝。追い切りで内にササらなくなったことからも、心身ともに更に充実してきたことが窺える。屈腱炎で3歳シーズンを棒に振ってしまった同馬だが見事復活、ここを勝って中長距離路線の主役に躍り出る。
〇(2)ラッキードリーム…この度は陣営のトーンがイマイチ上がらなかったものの、前走後も特に問題なく乗り込めているし、最終追い切りは終いビシッと追って好時計マーク。地力を発揮できる仕上がりと評価していいし、気性的に間隔が少し開いたこともプラスに出るだろう。ただ、前走時もそうだがゲートの駐立がイマイチで立ち上がる癖があり、大幅な出遅れとなれば不安増大。それなりの発馬で流れに乗れれば実力を発揮してくれるだろう。
▲(1)スマイルミーシャ…前走は勝ち馬に完敗の2着という結果だったが、勝ち馬は地方競馬で有数の力を持っているハクサンアマゾネス、しかも内回り有利な馬場状態のなか途中まで外3番手を回らされてのもの。それを考慮するとスマイルミーシャも能力確かを裏付けたと言っていい。この中間やや馬体の細さは気になったがロスなく立ち回れる最内枠は好材料、この相手でも勝ち負けを狙えそう。
△(6)フィアットルクス…転入初戦を使った後は靭帯炎で1年近くの休養、しかし復帰戦となった今年5月のレースでは3番手からアッサリ抜け出し6馬身差圧勝。叩き2走目が精彩を欠く走りだったこと、そこから間隔を開けた前走の笠松重賞が接戦2着だったことから、脚元の問題で間隔を開けた方が良さそうな印象。そうなると今回は好材料ローテ、スムーズに先行なら面白くなるだろう。
△(10)エコロクラージュ…これまでの走りから1870mは少し長いという印象だが、この中間は鍛えに鍛えており陣営の熱意がヒシヒシと伝わる。現在A2所属と格的には劣るものの能力的にはA1でも通用すると見ているし、たとえ勝ち切れずとも見せ場以上の走りは可能だろう。
△(12)アキュートガール…転入時は馬体が少し細目に感じていたがゲート試験は手ごたえ十分、牧場でシッカリ乗り込まれていたことが確認できた動き。その後も順調に調整されており、休養明けでも能力を発揮できる仕上がりと見る。転入後5連勝で今年の新春賞を勝利したように実力確かだし、リフレッシュ効果が出るようなら侮れない。
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
馬単 11→2 11→1 11→6 11→10 11→12