傑出馬が不在のメンバー構成で印どころはチャンス十分。中でも勝利に一番近い存在と見ているのはインジェニアス。確たる決め手はないが、得意の季節になって持ち前の先行力が戻ってきた。すんなり行けそうな枠順にも入り、この構成なら押し切れると判断した。続くのは、半信半疑だった転入戦を2着にまとめたルルフィーユ。正直、細身の馬体に上積みは感じないが、前走時計の比較で優位感あり。転入2走目で決めても驚けないぞ。割って入るなら前述(2)以上に叩いた上積みが大きい超大型ダイセンストーム。使った反動などなく、直前の動きは俊敏だった。乗り替わりでも丸野騎手なら何ら心配ないので。前走時計では心もとないボールドライだが、チョイ差しも利く器用なタイプ。流れひとつで上位争いになっても。以下ではグレイウェザーズとシゲルノヴァだが、前者はまだメドが立っていない段階だし、後者は取り消し明けになる。ともに間に合っていい力はあるが、現状は3着でもあれば御の字かも。
◎(9)インジェニアス…成績を上げてきたように、この時季が稼動期の馬と見ていいだろう。今回は外め枠を引いて、スムーズに流れに乗ることができそうだ。時計勝負も望むところで、勝利に一番近い存在と見る。
○(2)ルルフィーユ…まだ3歳馬で伸びしろは十分だし、転入初戦を2着とまとめた。正直、細身の馬体に大きな上積みは求められぬが、前回だけ走れば勝ち負けになっていい。待望の初勝利も視野に入る。
▲(1)ダイセンストーム…それなりに仕上がっていた復帰初戦で8着。ただ、A3特別でも勝ち負けしていた実力馬。大型馬2走目で大きく変わって来そうだし、乗り替わりでも名手・丸野騎手なら楽しみ。
△(10)ボールドライ…夏場もそれなりにまとめていたが、気温が下がったことで攻め気配が良くなってきた。これからの時季が向くタイプのようだ。前走勝ちで勢いもあり、特別戦でも警戒しておく。
×(5)グレイウェザーズ…中央1勝馬なら間に合っていい条件だが、転入後は見せ場すら作れていない。ただ、攻めの動きは上々でいつ変わってきてもいいが…。
×(11)シゲルノヴァ…取り消しの影響はなさそうだが、気温低下で徐々に活気がなくなってきた印象も。この枠で外めすんなりが叶ってどこまでだろう。
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
馬単 9→2 9→1 9→10 9→5 9→11 2→9 1→9