おすすめ注目レース
■2024年12月1日
オッズパーク杯C1二サラ系一般 定量(金沢)
展開苦の前走から巻き返し必至!ニキ
"競馬カナザワ 大井 明洋"

 展開に左右される馬が多く、一筋縄ではいかないと見る一戦。大半が3着圏内と言っていいが、一連の走力的には3歳馬(9)ニキ、(4)スターマンモスが優勢の評。共に癖のある気性で逃げがベスト、自分の競馬ができないと惨敗もあり得るタイプだが、更に速かったり強かったりの相手と対戦だった前走より戦いやすい状況になったのは間違いない。この枠の並びなら、逃げスターマンモス、2番手ニキの公算が高い。この内外が逆だと、より逃げてこその色が強くてテン速さもさほどではないスターマンモスは厳しかったかもしれないが、両立十分になった。ニキの方が展開の主導権を握れると見て◎。続く評価は復調ムードある差しタイプ(2)インワンシティング。(3)アオイダリアも好走歴の多いイン3番手に収まれば面白くなる。見た目に本調子と思えない(1)マヒートも休み明けだった前走のようなことはないし、前走は厳しい展開に泣いた(7)クツワファミリーも揉まれない展開なら前進の可能性。

 ◎は(9)ニキ。2歳時から3歳春まで好走を続けた素質馬で、重賞・北日本新聞杯も3着と健闘。石川優駿11着以降は案外だったが、立て直して一般クラス入り後は2着→1着→2着→1着と復調。前走8着大敗は転入後6連勝と強いヤマメクィーン相手に逃げてピッタリ来られた展開が厳しすぎたもの。気性的に楽観はできないタイプではあるが、中間の調整ぶりもマズマズ。相手関係と展開が楽になるここは巻き返し必至。

 〇は(4)スターマンモス。逃げて気分良くレースできれば前々走のように強いが、忙しい流れや揉まれる展開は苦手。快足馬がいる1400mだった前走は厳しい戦いを予想したが、2番手でもフラつきながら3着を確保したように、成長は窺える。走力自体はC1クラスなら上位。今度はベストの逃げが叶う顔ぶれと枠順だけに、更に前進可能と見た。

 ▲は(2)インワンシティング。相手強化と暑さで7月下旬以降は着順を落としたが、3走前3着で復調の兆し、高速決着の前々走は6着も、前走は3着浮上。1400mなら1分30秒前後は計算できるようになってきた。先行馬もある程度揃っており、時計比較からも差し込んできていいはずだ。

 △は(3)アオイダリア。夏場に減った体が春の440キロ台に戻り切らないが、一時よりは回復中。道悪でスンナリ先行、もしくは2列目インならB2~B1でも好走していた馬でもあるし、力さえ出し切れば好レース可能。距離・顔ぶれ・枠順は悪くない今回は前進注目。

 注は(1)マヒート。短期放牧から10月4日に帰厩も態勢が整わず出走が延びた経緯あった前走。体つきや冬毛を見ても本調子とは言えなかったし、仕方ない7着。連戦できる今回は上積み必至で、好走時の時計や内容でも見劣らない。変わり身注意。

 穴は(7)クツワファミリー。特編下位組に組まれた前回は大チャンスのメンバーで、攻めも強化して臨んだが、思いのほか先行争いが厳しくなってしまう不運。揉まれ弱い気性でもあり、そういった展開への対応力が課題とも言えるが、敗因はハッキリしており、相手強化でも気分良く運べる可能性ある今回は見限れない面。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 9→4 4→9 9→2 9→3 9→1 9→7
 初心者にオススメ!AI予想