今日のメインは牝馬限定のSPIII・第3回撫子争覇。夏の短距離女王決定戦といった位置づけだが、今年は3歳馬が3頭出走。中でも注目は◎(7)ロングトーン。前走の岐阜金賞ではテンにモタついて後方からになったが、6着まで追い上げて地力のあるところは見せてくれた。コース慣れも見込めるだけに古馬が相手でも位置取りひとつで勝機ありとみる。中間の気配の良さが目立つのが同じ3歳の○(12)ゴーゴーバースデイ。積極的に好位を奪って粘り込むスタイルを得意とする馬だけに外枠を得たのはプラスだ。×(11)ライフフルスマイルも若さが魅力の3歳馬。勝ち味に薄いぶん押さえとしたが、どんな展開でもバテない堅実味は無視できない。古馬勢で勢いがあるのは▲(5)エイシンコソンテ。転入後は安定した先行力と粘りで常に見せ場を作っており、前走では好メンバーが揃った重賞くろゆり賞で0秒2差に逃げ粘っている。ここもすんなりなら上位争い必至だ。実績では名古屋の△(6)ペップセが一枚上の存在。笠松は昨年のこのレースを含めて重賞3勝しており、コース相性のよさは見逃せない。A4・B3組とクラスは低いながらも転入初戦の前走で4馬身差の圧勝を演じた×(2)エイシンジョルトの勢いも無視できない。
◎(7)ロングトーン 中央では5走して7着が最高だったが、6月に名古屋に転入後は3連勝。前走の3歳重賞・岐阜金賞こそ6着に終わったが、ジワジワと差を詰めてはいた。古馬相手でも牝馬限定の重賞ならやれそうな力はあるし、コース2走目の上積みも期待できる。
○(12)ゴーゴーバースデイ 前走の岐阜金賞では直線失速して5着に終わったが、逃げる人気馬をマークして見せ場たっぷりの好内容。3走前の新緑賞勝ちからも、この相手でやれる素質は秘めているし、1400mに距離が短縮したのもプラス。好位の外で流れに乗れれば圏内十分だ。
▲(5)エイシンコソンテ 門別でデビュー勝ちの素質馬。その後は岩手→兵庫→浦和と移籍して4月から笠松へ。転入後は(2・2・1・1)であり、唯一の着外となった前走も、重賞・くろゆり賞に挑戦して0秒2差の6着。牝馬限定のここなら粘り込み十分だ。
△(6)ペップセ 一昨年の岐阜金賞、昨年の撫子争覇と8月の笠松で重賞2勝。得意の季節とコースでこのレース連覇を狙っての遠征。前走の名港盃では9着といいところがなかったが、2走前にはオープンで0秒6差の4着。今回もメンバーなら格上ともいえる実績の持ち主だ。
×(11)ライフフルスマイル 2歳5月に名古屋でデビュー。まだ2勝の身ではあるが、2走前には、のちの岐阜金賞馬サンヨウスフィーダに0秒5差の3着など、春以降着実に地力をつけている。めったにバテないタイプだけに、発馬を決めて好位に行ければ連圏内
×(2)エイシンジョルト 門別で3戦1勝のあと園田に転じて3勝を挙げB1組まで出世。前走から笠松に移籍してきたが、その初戦を1分29秒3の好時計で4馬身差の快勝。相手に恵まれていたかもしれないが、潜在能力とスピードは十分にここでも通用しそう。
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馬単 7→12 7→5 7→6 7→11 7→2 12→7 5→7 6→7