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■2025年10月16日
第43回 ゴールド争覇(SP1) オープンサラ系3歳以上 別定(名古屋)
押し切るか! マッドルーレット
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 岡村秀和"

 43回目を迎える伝統の重賞・ゴールド争覇。今年も強力な遠征馬を迎えて行われるが、注目は地元のマッドルーレット。休み明けに滅法強く、3月サマーカップを4カ月振り、6月のトリトン争覇を2カ月振りで制している。今回も7月以来の復帰戦になるが、仕上がりは順調のようで直前の動きも上々。持ち前の先行力を生かして押し切りを狙う。逆転があるなら当地の3歳チャンピオン・ケイズレーヴになるか。初めて古馬との手合わせになるが、これまでの内容から楽に通用していいだろう。追い切りの動きは前走以上。引き続き吉原騎手が乗ってくれるのであれば。一発ならエバーシンスを指名。正直、ここに入ると地力の面で劣勢な立場だが、最終追い切りの動きが抜群だった。出来の良さで上位争いができても。前走の秋桜賞で重賞初勝利を挙げたプリメイラだが、その前走は少々恵まれた面があった。さらなる相手強化になる今回は連下までの評価が妥当か。遠征勢では昨年の覇者・バリチューロになるだろう。ただ、今年は未勝利で年齢的なものが多少なりともありそうな感じ。当日の気配を注視。以下ではサンライズグリットだが、追い込み一手の脚質。流れが向いてどこまでか。

◎(1)マッドルーレット…南関東で10勝して昨年9月に名古屋へ転入。いきなりオープン勝ちを決めると、今年に入って3月のサマーカップ、6月のトリトン争覇を制している。1500mは若干短い印象も受けるが、絶好枠から行き切ってしまえば。

○(2)ケイズレーヴ…当地生え抜き馬で、これまで3歳重賞を4勝。今回は初めて古馬との手合わせになるが、一走ごとに力を付けている印象でまだ伸びしろが見込めるキャリア。ひと息後だった前走より上の状態で臨めるのであれば。

▲(12)エバーシンス…重賞勝ちは2歳時のラブミーチャン記念のみ。ただ、3歳重賞路線では滅多に崩れることがなく、相手なりに走れる強みがある。直前の追い切りで抜群の動きを披露。出来に良さでアッと言わせるシーンも!?

△(11)プリメイラ…中央デビューもわずか2戦で見切りをつけられて当地へ。だが、当地の水が合ったのだろう。ここまで転入後(12022)で、前走の秋桜賞を制して待望の重賞初勝利。ここはさらなる相手強化になるが楽しみは持っていい。

×(7)バリチューロ…昨年のゴールド争覇の覇者で、連覇を狙っての参戦になる。ただ、それから勝ち星がない点が引っ掛かるし、ここは昨年よりメンバーがそろっている印象も。控えめが正解かもしれない。

×(10)サンライズグリット…中央2勝馬で高知に転じて7勝。それでも重賞に入ると善戦止まり。決め手勝負になれば出番があっていいが、それでも3着でもあれば御の字か。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 1→2 1→12 1→11 1→7 1→10 2→1
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